イベントレポート

2018.11.28

ジャズトランペット奏者、原朋直さんのインタビューをさせていただきました!

こんにちは。
兜LIVE!編集部です。

今回は、9月29日に東証ホールにて行われたコンサート「Jazz EMP@Tokyo Financial Street2018」にご出演いただいた、ジャズトランペット奏者の原朋直さんへインタビューを実施しました。

「Jazz EMP@Tokyo Financial Street2018」にかけた想いや、これまであまり兜町に来たことがなかったという原さんがイベントを通じ兜町という街についてどのようなことを感じられたのかなど、お伺いしてみました。



原朋直さんプロフィール
ジャズ・トランペット奏者、作曲家。
1990年代、日本ジャズ界に巻き起こった若手ミュージシャンによる一大ムーブメントの先頭に立ち活躍。現在までCo-leader作品も含め19枚のリーダー・アルバムを発表する。国内外のジャズシーンで活躍中。


\こんなことをお聞きしました!/
◆Jazz EMPにかけた想い
◆今回のライブで心に残ったこと
◆ライブ後の兜町に対する印象
◆今後のJazz EMPの展開

インタビュー:ジャズトランペット奏者、作曲家 原朋直さん×兜LIVE!編集部

◆Jazz EMPは若い音楽家を世に送り出す場にしたかった

兜LIVE!編集部(以下、兜): 9月29日に行われたライブ、Jazz EMPでは出演メンバーの選定など、キーパーソンとして活躍されたとお伺いしました。この企画にはどのような気持ちで望まれたのでしょうか?

原さん:この企画の趣旨は、若い才能のある音楽家にスポットを当てるというものです。彼らが何かに気を遣ったりせず、純粋に自分の音楽を披露する場所になるよう、趣旨に見合う優れたミュージシャンを紹介させていただきました。

:ありがとうございます。実際のライブの様子はいかがでしたか?

原さん:今回は普段あんまりジャズを聞かない人もいらっしゃったと思うんですよ。趣旨がこんな感じだから、音楽が割とコアだったんですけど、それにもかかわらずピュアな感じで聞いてくれたので演奏しやすかったですね。

:なるほど。音楽の裾野を広げるという意味でも、今回のライブは実りがあったと言えそうですね。

原さん;そうそう。裾野を広げるのは今のジャズの課題ですからね。



◆楽しんでくれる人がいることで音楽家は力をもらえる


:今回のライブを通して、なにか心に残ったことや感じたことがあれば教えてください。

原さん:ジャズフェスティバルってすごくライブ時間が長いので、お客さんは途中で飽きたり、寝たり、フラフラしちゃったりするんだけど、今回は本当に全員ずっと聴いてらっしゃって。お子さんもたくさんいたんだけど、楽しんで聴いてくれていて「ああ、いいな」と思いましたね。

ミュージシャンはお客さんからエネルギーをもらうんですよね。反射するから音楽は。別にお客さんがどんなふうに反応するか心配しているわけじゃないんだけど、自分たちの演奏を聴いて何かを感じているのがわかると、次の演奏への活力になったりする。そうして、次の音楽が生まれる。

:先ほどの収録中も励みになる、とおっしゃっていましたね。

原さん:そうそう。



◆兜町の才気あるスタッフ達との出会いに励まされた


:ライブを終えた今、兜町に対する印象に変化はありましたか?

原さん:優秀な人がたくさんいる。今回一緒にお仕事をさせていただいたみなさんが、すごいクレバーで。仕事のできる人ってこんな感じなんだなってまざまざと見せつけられました。

ジャズはアドリブの音楽。よくみんな誤解するのが、知ってるメロディーとか知ってるフレーズをそこに貼り付けるとか。あれは違うんですよ。本当はその場で作曲するんです。小説家が小説を書くように、作曲家が曲を作るように。勝手に手が動いてくれることもない。神様が耳元にきて美しいメロディーを教えてくれることもない。そういう作業をステージでやっている。だから、相当頭とエネルギーを使うんです。

今回のライブでは音楽じゃない分野で同じように頑張っている人たちに会うことができた。非常にポジティブだったし、クリエイティブだったし。そういうスタッフの人たちと関われて幸せですね。



◆純粋な気持ちで頑張っている音楽家を応援したい


:今後のJazzEMPの展開について、よろしければお伺いしたいです。

原さん:本音言っていいの?(笑)

:大丈夫です!(笑)

原さん:ジャズイベントのようなムーブメントが大きくなっていくと、「ここで一儲けしよう」とか、「自分のステータスをあげよう」と考える人が近づいてくる。そういう人たちではなくて、純粋な気持ちで努力しているアーティストの人たちを、純粋な気持ちで後押しするみたいなムードにしていきたいです。

最初はいろいろ苦労するかもしれないけれど、そういうムードが出来たらそれはそれは楽しい世界になると思うんですよ。

つまりピュアな心を忘れずに、ですね。

:有名になることと純度を保つことを両立させるのは、正直に難しいところですね...。

原さん:いやもうすんごい難しい。僕ね、こんな話するから僕のこと嫌いな人いっぱいいるんですよ。それでよくこの話、割愛されるんです。

:しっかりと書かせていただきます!(笑)

原さん:音楽家なんで、音楽で勝負したいと思います。



◆まとめ

インタビューに対して、終始気さくにお話しをしてくださった原さん。ジャズの魅力については、前のめりになりながらジェスチャーを交えて説明をしてくださる場面もあり、音楽に対する真摯な思いをひしひしと感じられました。

「純粋に音楽を楽しんでいる若いアーティストにスポットライトを当てたい」その思いを大事にしながら、Jazz EMPのムーブメントも大きくしていきたいですね。


Tokyo Financial Street 072(原さんご出演)



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