2026.03.30
2026年3月13日(金)〜31日(火)の19日間、日本橋兜町にて、お花とともに感謝を伝えるイベント「KABUTOCHO FLOWER WEEK」が開催されました。
今年は「日頃の感謝を伝えよう」をテーマに、兜町エリアの施設を舞台に4つの企画が催されました。
人々の笑顔と、色鮮やかなお花に彩られた街を歩く、ある1日の模様をレポートします。

「KABUTOCHO FLOWER WEEK」は、春の花がほころび始める季節に、オフィス街であっても季節の移ろいや春の訪れを感じてほしい、という思いから始まったイベントです。
今年のテーマは「日頃の感謝を伝えよう」です。
日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを届けられるよう、お花を使った贈り物を4つ提案しています。

ひとつ目は、さりげなく気持ちを添えられる“一本のお花”。
ふたつ目は、メッセージを添えて贈ることができる“ドリンクチケット”。
みっつ目は、大切な方へ想いを込めて作る“フラワーギフト”。
よっつ目は、大切な方と特別なひとときを形に残す“写真”。
開催期間中は、ホワイトデーや歓送迎の季節です。
大切な方へ「ありがとう」を伝えるために、兜町で様々なアイディアが生まれています。

イベントの期間中は、兜町のあちこちに鮮やかなお花が飾られていました。
イラストレーター・三宅瑠人さんがデザインした可愛らしいポスターとともに、街全体をこころ浮きたつような春の色に彩っています。
まずは、イベントの対象店舗へ赴くことにしましょう。

今回、筆者が訪れたのは『SR Coffee Roaster』。
2018年に兜町でオープンし、2025年5月に現在の場所に移転したマイクロロースターカフェです。
広々とした店内で、自家焙煎のコーヒーやアイスクリーム、フードなどが提供されています。

こちらの店舗で食事をしたり商品を購入したりすると、ランダムに選ばれた一輪のお花をプレゼントしてくれます。

こちらは、兜町にあるBANK内のFlowers fêteがセレクトした季節のお花です。
カフェ内の人々は、手渡された1輪のお花を眺めながら、薫り高いコーヒーやこだわりのフードを楽しんでいました。

筆者がいただいたのは、マルゲリータピザと、スモークサーモンとクリームチーズのピザ。
ちょうどよいサイズ感の生地に、クリーミーで濃厚なチーズが贅沢にトッピングされています。
日の光が入るあたたかなカウンターで、お花を眺めながら食べるピザ。
オフィス街の真ん中で春を感じられる、素敵なひとときでした。
「KABUTOCHO FLOWER WEEK」の対象店舗では、1枚300円(税込)のTHANK YOU TICKETを購入することができます。

チケットにはメッセージの記入欄があり、大切な人へギフトとして贈ることができます。
受け取った方はチケット購入店舗にて対象のドリンクと交換が可能です。
イラストレーター・三宅瑠人さんデザインのチケットは、手に取るだけで一輪のお花を贈られたようなときめきを運んでくれます。

対象店舗は次の通りです(順不同)。
SR(Keshiki 1F)、Coffee bar &Shop coin(BANK B1F)、CAFÉ DANCE(K5 1F)、GARDEN HOUSE COFFEE(KABUTO ONE 1F)、Talk Shop(キャプション by Hyatt兜町 東京 1F)
このイベントを機会に、初めて訪れるカフェの魅力に気づく人も多いのではないでしょうか。

今年の「KABUTOCHO FLOWER WEEK」では、対象店舗にて、お花屋さんとコラボレーションしたワークショップが開催されます。
普段から兜町でお花を販売している店舗はもちろん、普段は実店舗を持たない花屋まで、個性豊かな顔ぶれが集まりました。

ワークショップの内容は下記のとおりです。
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● LOVELETTER at SR
3月14日(土)14:00―16:00
場所:SR Coffee Roaster(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町6-5)
内容:季節のお花を使ったフラワーアレンジメント
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● tayuta at GARDEN HOUSE COFFEE
3月14日(土)15:00―17:00
場所:GARDEN HOUSE COFFEE(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 1F)
内容:spring workshop
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● Flowers fête at Coffeebar & Shop coin
3月15日(日)12:00―14:00
場所:Coffeebar & Shop coin(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町6-7 兜町第7平和ビル B1F)
内容:香るグリーンのフレッシュスワッグ
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● tone at HANDWORK
3月21日(土) 10:00―12:00・13:00―15:00
場所:HANDWORK(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-10 1F)
内容:Pressed Flower Card Workshop
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● Flowers fête at Talk Shop
3月22日(日)13:00―16:00
場所:Talk Shop(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町12-1 キャプション by Hyatt 兜町 東京1F)
内容:桜のアレンジメント×空間装飾 体験ワークショップ
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● 淼(Atelier byo) at CAFE DANCE
3月31日(火) 14:00―15:30・17:00―18:30
場所:CAFE DANCE(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町3-5 HOTELK5 1F)
内容:花と、線と線
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今回、筆者は『 tone at HANDWORK 』のイベントへ参加させていただきました。
開催された場所は『HANDWORK』。
ネイルスタジオにギャラリーショップが併設された、新しい形のネイルサロンです。
広い一間の奥は通常のネイルサロン。入口近くの空間は事前予約で使えるイベントスペースとなっており、これまでにもギャラリーやワークショップが多く開催されてきました。

今回のワークショップを指揮してくださったのは、toneのフローリスト、Rinoさん。
机には、Rinoさんがセレクトした色とりどりの可愛らしい押し花が並んでいます。
期待に胸を膨らませながら席につくと、Rinoさんが丁寧に作業を説明してくださいました。

まずは、メッセージカードのデザインを考えつつ、使用する押し花をセレクトしていきます。
青、黄、ピンクとバラエティ豊かなお花は選り分けるのが悩ましいですが、Rinoさんのアドバイスに耳を傾けつつ作業を進めていきます。

Rinoさん曰く、「普段の生活であまり見ることがないお花を持参しました」とのこと。
確かに、青い花や独特な形のグリーンは、お花屋さんでも見かけることが少ないかもしれません。
宝石のように鮮やかな色のお花を手に取ると、自然にカードのデザイン案が浮かんでくるように感じました。

デザインを決めたあとは、お花を接着剤でカードに貼り付けていきます。
ひとつひとつをピンセットでつまみ、少量の接着剤を塗布して、優しくカードに密着させる。この作業を繰り返します。
構図決めから接着まで、繊細な押し花を扱う作業は想像以上に集中力を要します。
思わず無言になる筆者を、Rinoさんはあたたかく見守ってくださいました。

お花の接着が終わったメッセージカードは、透明な額縁でディスプレイすることも可能です。
マグネット式の額縁は冷蔵庫などに貼り付けられ、もう一方のねじ式は、机などに立てかけて飾ることができます。

「ワークショップの時間が許す限り、カードをたくさん作ってください」というRinoさんのお心遣いに甘え、筆者は3つのカードを作らせていただきました。
上の写真の右端の額縁は、帰りがけに100円SHOPで買い求めた額縁です。これも良い味が出て、お気に入りの1枚となりました。

カードいっぱいにお花を飾るのがよいのか、余白を活かしたシンプルなものがよいのか。
自分の美意識を見つめなおしながらカードを作るワークショップは、お花の美しさを再確認する、心豊かな体験となりました。

今年のワークショップに参加する大半のお花屋さんが生花を扱う中、『tone』はドライフラワーを使った押し花のギフトを提案します。
フローリストのRinoさんに、その理由をお伺いしました。
「普段立体的に見えているお花は、押し花にすると、普段とはまったく違う美しさを見せることがあります。
今回はその魅力を伝えたいという思いと、さらに、お花を長く楽しんでほしいという願いもこめて、押し花のワークショップを開催しました。

また、今日使用したお花は、通常の店舗では廃棄されてしまう部分も利用しています。
ロスを減らすことができるという点も、長期保管できる押し花の魅力の一つです。
今回のワークショップで、お花の多彩な美しさを発見してくれたら嬉しいです」
Rinoさんのお話からは、お花を愛おしく思い、丁寧に扱うお花屋さんの思いがあふれていました。


ワークショップを終えて茅場町へ帰る前に、駅直結の KABUTO ONE へ立ち寄りました。
1Fのアトリウムには、「KABUTOCHO FLOWER WEEK」特別仕様のプリクラ機が設置されています。
ポスターやTHANK YOU TICKETのイラストを書き下ろした、イラストレーター・三宅瑠人さんのオリジナルフレームでプリクラが撮影できます。

お花に囲まれた思い出の1日を記念して、筆者も、同行者と一緒に撮影させていただきました。
カラフルなフレームを選ぶのが、とても楽しかったです!

伝統ある金融街・兜町は今、洗練されたカフェやスポットが集うモダンな街として再注目されています。
今年3回目の開催となる「KABUTOCHO FLOWER WEEK」は、オフィス街であり、憩いの場でもある兜町に彩りを添え、春の高揚感あふれる華やかなイベントとなりました。

きれいなお花に触れるとき、人は自然と大切な人を思い出し、感謝を分かち合いたいという気持ちを抱きます。
今回のイベントを通じて、兜町に飾られたお花が、ひとりでも多くの人の「ありがとう」を伝えるきっかけとなったことを願っています。
(取材・執筆 和香葉)
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