2019.03.19
こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
3月9日(土)FinGATE KAYABAにて、愛知県の7蔵が集結する「あいちの酒 in 日本橋」が開催されましたので、兜LIVE!編集部にて取材してまいりました!
早速当日の様子をレポートしていきたいと思います。
「あいちの酒 in 日本橋」は、"あいちの酒を学び、味わい、楽しもう!"をコンセプトに、7つの蔵元から「酒づくりの想い」を直接お聞きするトークセッションをしたり、実際に蔵元の方と交流しながらテイスティング、懇親会を行うなど、愛知県の日本酒をとことん堪能できるイベントです!
実は、愛知県は東京にアンテナショップを持っていないそうです...。そのため、なかなか愛知県のものを東京近辺の方に発信する機会がなく、今回は愛知県の魅力の一つである日本酒を広めたいという想いから企画されました。
ちなみに、兜町エリアには江戸時代に酒問屋が多く集まっていたという歴史があります。
いわば江戸の玄関口のような存在であったこの地で、改めて愛知県の日本酒の魅力を発信したい!という経緯から、この場所で開催されました。
◆あいちの酒 in 日本橋で来ていただいた7蔵
・金虎酒造
・山盛酒造
・澤田酒造
・神杉酒造
・丸石醸造
・杉浦味醂
「あいちの酒 in 日本橋」は3部構成で開催されました!
まず始めに。あいち産業科学技術総合センター 食品工業技術センター 主任研究員の伊藤彰敏さんより「愛知県の酒の魅力、酒米、利き酒」をテーマにお話いただきました。
愛知県は清酒の製造量が全国7位(平成29年度)と、とても酒造りが盛んな県です。
日本酒は、木曽川や矢作川などの軟水で醸されていることから、濃醇で旨口という特徴があるそうです。
江戸時代に現在の愛知県を治めていた尾張藩が酒造りを奨励したことで、酒造りが発展して、かつては江戸に流通するお酒の3割が、なんと尾張の国で作られた日本酒だったそうです。
また、利き酒において、昔は舌の部位よって判定する基準は違かったそうなのですが、今では舌全体で味を判定している。などの日本酒の判定基準もお話いただきました♪
その後、蔵元の方にご登壇いただき、トークセッションへ!
トークセッションタイムでは、蔵元の方にお酒造りに対する想いや、お持ちいただいた日本酒をご紹介いただきました。
当日、MCをしていただいた、フリーアナウンサーの阿部ちあきさん。
実は、きき酒師・日本酒学講師の資格を持っていて、日本酒セミナーの講演なども行っているそうです!
蔵元の方とのトークセッションは、日本酒について詳しいMC阿部さんのもと行われたので、日本酒好きの方が集まった会場は、とても盛り上がっていました!
2部では、販売も兼ねたテイスティングを行いました♪
お酒が入ると自然とコミュニケーションも深まりますよね(^ ^)!
各蔵元さんのブースでは、参加者と蔵元の方が楽しそうに交流されていました!
蔵元さんの中で、私が気になったのが杉浦味醂さん。
味醂(みりん)って全く飲むイメージはなかったのですが、実際に口にしてみると甘い香りがしてとても美味しかったです。1年熟成〜3年熟成のものを飲み比べてみて、コクの違いにびっくりしました。
今では料理で使うイメージが強いですが、かつて味醂は寝酒や食前酒として飲まれていたそうです!
杉浦味醂の杉浦嘉信さん♪
他にも、金虎酒造さんの梅酒とにごり酒と合わせたカクテル「Pinky Tiggy」も気になりました。
tiggyは"虎"という意味。金虎酒造だけに、ピンクの虎ですね♪
若い方でも気軽に楽しめそうなお酒だな...!と感じました。
パッケージも可愛らしいですね(*^^*)
3部は懇親会♪ 参加者と蔵元の方、日本酒を交えながらの交流会です。
渋谷にある日本酒バー『純米酒 三品』さんにお越しいただき、日本酒に合うお料理も出していただきました!蔵元の方には、お酒に合う地元のおつまみを出していただきました♪
『純米酒 三品』さんは渋谷駅チカにあるので、ぜひお近くに行った際は訪れてみてください!
ただ、テイスティングをするだけではなく、愛知県のお酒の基礎知識や特徴についても知ることができました。江戸時代に現在の東京で流通していた日本酒の3割が尾張産(愛知県産)ということにはびっくりしました。
かつては、日本全国から様々な日本酒は兜町近辺に集まっていたということを考えると、実際にどれほど賑わっていたのか、タイムスリープしてみたいな...と感じました(笑)
これからも、兜町エリアの魅力の一つである「日本酒」を発信していきたいと思います!
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