2026.02.16
こんにちは!兜LIVE!編集部です。
今回は、2月3日(火)に日本橋日枝神社で行われた節分祭の様子をレポートします。
立春を前にこの日はよく晴れ、冬らしい澄んだ空気の中に穏やかな日差しを感じます。まだまだ寒いものの、街の空気には、ほんのわずかに季節の変わり目の気配が漂っています。
オフィスビルが立ち並ぶ日本橋茅場町。四方をオフィスビルに囲まれた都心の余白のような場所に、日本橋日枝神社はあります。
この神社は、江戸時代から続く山王祭と深い関わりを持ちながら、日本橋の地で地域の人々に親しまれてきました。境内へと向かう参道の入口には「節分祭」と書かれた案内板が立てられ、今日はいつもと違う一日であることを静かに知らせています。境内に一歩入ると、ここだけ少し空気が切り替わったように感じます。
境内には、節分祭を支える企業や団体、個人の名が記された協賛一覧が掲げられています。地域全体でこの行事を支えていることが伝わってきます。
開始時刻が近づくにつれ、神社に集まる人の流れがさらに増えてきました。近所の家族連れ、近隣で働く人たち、学校帰りの子どもたち。老若男女、さまざまな人たちで境内はいっぱいになりました。その様子から、地域の人たちがこの節分祭をとても楽しみにしていたことを感じます。
神殿の中で神事が始まりました。太鼓の音がビルに囲まれた境内に響きます。
人々は静かに神殿内の様子をうかがいながら、今か今かと始まりを待っています。境内は多くの人であふれていますが、押し合うような雰囲気やピリピリした感じは一切ありません。寒さの中でもどこか和やかで、同じ時間を共有していることを感じさせる一体感がありました。
節分は、立春を前に一年の厄を払い、福を招くための行事。神殿の中では、鬼が舞う姿が遠目に見えます。やがて二拍手が響き、いよいよ豆まきの始まりです。
神殿内で鬼が舞っています
舞台に現れた赤鬼と青鬼は、迫力のある表情をしていますが、その動きは大げさでどこかユーモラスです。神職がまく豆から懸命に逃げ回る姿に、境内にいる人たちの表情も、思わず笑顔になります。
最初は勇ましい様子で登場した赤鬼
神職がまく豆に逃げ惑う、どこかユーモラスな青鬼と赤鬼
続いて、白衣を身に着けた豆まき奉仕の関係者と日本橋消防少年団の子どもたちが舞台へと登場し豆をまき始めます。舞台からは豆だけでなく、お菓子とみかんの詰め合わせの袋なども宙を舞い、皆さん空に向かって高く手を伸ばしながら大きな歓声が上げています。
福よ、こーい!

福を渡そうと豆をまく人、福を受け取ろうと手を伸ばす人。あちこちで笑顔が交わされ、しばし盛り上がりのひとときとなりました。

最後は伝統の木遣りが唄い上げられ一本締めと大きな拍手で、節分祭が締めくくられました。
福を分かち合う時間の締めくくりに、一本締め
まかれた豆の袋の中には、「当たり」と赤い文字で書かれた神社札が入ったものがあり、当選者は豆まき終了後、記念品を受け取るために長い列を作ります。さまざまな商品の詰め合わせかお米のいずれかを選べるようになっており、当選者は皆さん笑顔で受け取っていました。
福たっぷりの商品詰め合わせ
袋いっぱいに福を詰めたお米
節分祭が終わると、境内には再び普段の静けさが戻ってきました。訪れた人々は、鳥居に向かって一礼し、それぞれの場所へと帰っていきます。
神職や関係者、地域の人たちの協力があってこそ、このにぎわいが無事に執り行われています。街の日常に溶け込みながら続いていく行事。来年もまた、この場所で同じように福が分かち合われるのだろうと感じさせてくれる温かな節分祭でした。
神さまに一礼
(取材・文 柴田幸恵)
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