[兜町・茅場町のまち歩き] よりみちウォーク〜人形町で食と暮らしをめぐろう〜

こんにちは！はじまり商店街です。
9月22日（木）、「兜町・茅場町のまち歩き・よりみちウォーク」を開催しました。

はじまり商店街では、同世代で話すことで共感が生まれ、定期的にイベントで集うことでコミュニティづくりの支援をしています。そして、本企画は、まだパワーがあまってる、なんか誰かと喋りたい…そんな時に、サクっと「よりみち」できる場所を探している人に向けた、まち歩きイベント。参加者の方は「まち歩きをして新しい価値観に出会いたい」、「兜町・茅場町のお店を知りたい」等々の理由で参加されていました。

集合場所はKABUTO ONE3階にある、”Book Lounge Kable”（以下 kable）。この場所は、多くの書籍と、緑あふれる癒しの空間、 使い勝手の良いカジュアルダイニングが融合した、 新しいブックラウンジです。出発前に、兜町・茅場町のまちの様子についてお話をする時間を設けました。兜町・茅場町の魅力的なスポットの話を聞いて、「もっと色々な場所が知りたい」という好奇心が刺激され、参加者のモチベーションも高まっていました。

今回のまち歩きエリアは「人形町」。茅場町から徒歩10分、全国的に知られた飲食店が多く、江戸初期から開発されてきた古いまちです。
※人形町エリアMAPはコチラ（東京文化採集 Vol.3 人形町）

金融街である兜町・茅場町と江戸芸能のメッカである人形町。そんな町並みも感じながら、歴史を紐解きつつ、過去と未来が出会う場所を一緒にめぐる想いでまち歩きスタート。まずは集合場所でもあるKableが入っている”KABUTO ONE”のエントランスには縁起石「赤石」があります。この石には渋沢栄一が自身の住まいに置き、生涯大切にして毎日触っていたという逸話があります。今回のまち歩きでより良い出会いがあることを祈って、石からパワーをチャージしてから出発することにしました。

今回は平日夜の開催。夜のまち歩きは飲食店の魅力が引き立ちます。すこし路地に入ったコースでまちを見ることで、今まで知らなかった側面に触れ、発見・出会いを楽しむ様子が印象的でした。テレビでよく見る東京証券取引所は兜町にあり、「いつかは来てみたかった！」と参加者の方も大喜び。東京証券取引所の自由見学は中止していますが、案内付きの見学ツアー（要予約）は行っているとのことで、金融街のことを知ることができる必見スポットです。

人形町に向かう途中に日本橋小網町「小網神社」に立ち寄りました。東京大空襲を免れた、日本橋地区では唯一現存する戦前の神社建築。強運厄除の神・東京銭洗い弁天の杜として知られています。金銭を清める「東京銭洗い弁天」にも出会えました。

スタートから30分、よりみちで素敵な場所に出会いながら人形町に到着。江戸情緒を思わせる路地、料亭のある「小菊通り/ 芸者新道」や居酒屋の並ぶ「住吉小路」など穴場スポットもあり、散歩にも、毎日の飲食の場にも事欠かないまち。せっかくの機会なので、お店にも立ち寄ることにしました。

今回はさくっと一杯飲めそうな大衆居酒屋さんに決めました。コミュニケーションを取りながらのまち歩きを終えて、感想をシェア。参加者さん同士さらに和気あいあいと盛り上がっており、同じ時間でまちを共有することで得られる連帯感の力強さを感じました。

今回の参加者の方々が、まちの魅力を深堀するため、再びまちに来てくれることを期待できるような回でした。実際に、今回のまち歩きで出会った場所に、次の機会に訪れることを想像されている方もいらっしゃいました。一度は行ったことがあるまちでも、他の人と一緒に巡ることやイベントとして参加することで、好奇心が高まっていたのでしょう。また茅場町・兜町を中心に、「よりみちウォーク」をしたいと思いますので、沢山の方にご参加いただけると嬉しいです。

はじまり商店街では、様々なつながりのかたちを提案しています。また、つながりが一時的なものではなく、ずっと続いてほしいという願いをこめて、Facebookなどのオンラインの仕組みとも連携しながら「場」を育てています。今後もはじまり商店街では幅広いトピックの中から、これからの暮らし方、働き方、生き方のヒントになりそうなキーワードを取り入れてイベントを開催していきます。ぜひご興味があればご参加いただければ幸いです。

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