2019.06.28
こんにちは。はじまり商店街です。
4月16日(火)、茅場町のCAFE SALVADORにて「はじまり式「茅場町パトロール」~街の魅力を探す再発見する”まちあるき”~」を開催しました。
4/16の夜に行われた街歩きの舞台は「日本橋茅場町エリア」です。
みなさんはこのエリアにどのようなイメージを持たれていますでしょうか?
日本橋といえば、江戸時代に城下町として急成長をとげ、多くの人が往き交いったまち。五街道の起点として、その時代の最先端の情報やモノの交換が盛んに行われていました。
昔から商業や文化の中心地である日本橋の南東に位置するのが「日本橋茅場町エリア」。日本の銀行の発祥とされている第一国立銀行が創設された地です。銀行の他にも証券取引・郵便の発祥地があり、今でも商業が盛んに行われています。今でも平日にはオフィスワーカーの人たちが行き交うビジネス街です。
江戸時代の茅場町・新川(東京都 江戸復元図より)
近くにあります新川エリアは、徳川家康の時代に水路整備の一環としてつくられた運河である”新川’’が流れ、江戸市中に物資を運ぶ重要な場所でした。
この歴史ある街で、普段のイメージとは違った一面に出会うことが目的の町歩きです。
まちの魅力を再発見する、まちあるき、始まります!
2019年4月16日の夜、日本橋兜町・茅場町にある「CAFE SALVADOR Business Salon 」に集合。
はじまり式のまちあるきとは、
“発見と出会いを楽しみながら、これからの時代に求められる「課題発見能力」を身につけるための実践フィールドワーク” のこと。
当日出会った人と一緒に、街の魅力を発見していきます。
まずは、それぞれ自己紹介。地元の方もいれば、初めて歩くという方も。
今回のまちあるきの地図
八丁堀エリア、兜・茅場町エリア、新川エリアの3グループに分かれて町を歩きます。
各グループで作戦会議
「新川エリアは川に囲まれているんですね」
「本当だ、面白い」
「なに食べますかー?」
「わたし詳しいですよ」
「おー!心強い!」
盛り上がっているところですが、それぞれの町歩きの戦略が整ったチームから出発していきます。まちあるき中の発見や気づき、食べたものなどの画像をFacebookのイベントページにUPいただき共有をしていきます。
いろいよ茅場町まちあるきがスタート!!
CAFE SALVADORから歩いて数分、新川グループは霊岸橋の中心から新川エリアに。
橋を渡ってすぐにゲストハウスがありました。近くには、地元(今回参加メンバー)の方も知らないお洒落なお店も。常に変わり続けている街なのだと実感します。
気になるコンビニを発見。仕事帰りらしき人たちがココで宴会をしています。
新川は運河のそばということもあり、多くのお店が軒を連ねていたといいます。昔の名残が残る古い建物がところどころに点在します。
川辺にでると月島エリアに広がる高層マンション。桜と家の光が最高の夜景を作ります。
川辺の面白い形をした建物。何屋さんだったらいいかなと考えを巡らせてみるのも、町歩きの楽しいポイント。
突然の公開空地。ここもどんな空間にしたら、人が行き交うか妄想してしまいます。
もともと自転車屋さんなどが入っていた空きビル。やはりアクセスが問題なのか?どんな集客をしたら人が来るか?知らない町をジブンゴト化して、課題に対してアイディアを考えます。
お蕎麦を¥200で食べれる?!幹線道路の横道に入ると探すことができます。
90分間の町歩き。そろそろ集合場所であるCAFE SALVADORに戻ります。それぞれの主観で見た町の面白いを共有しながら、帰路につきます。
あっという間に再集合の時間です。
みなさん集合したら、各グループ、発見や感想を共有していきます。それぞれのチームは、どんな話が出てきたのでしょうか。
◎=好き
●=課題
<兜・茅場町エリア>
◎想像以上にお店がたくさんある
●駐輪場が少ない
<八丁堀エリア>
◎ひとりでは入りにくいすこしディープなお店に入れた
<新川エリア>
◎川辺を面白がっている
◎グランドレベル(1階)を活用している
●空きビルがところどころに見られる
などなど、みなさんまち歩きをじっくりと楽しめたようですね。
次回は、昼間からのんびりとまち歩きをしたいという意見もありました。
ライター所感
「まちあるきの途中、同じグループの方から、昔の地図と現在の地図を見比べられるアプリを教えていただきました。早速ダウンロードして、今立っているところが昔は…なんて見ながら歩いていく面白さがありました。
大きな屋敷、倉庫、河、当時の様子を想像しながら。まさに、古さと新しさの交差する、日本橋 茅場町。これからもカタチを変えて賑わい続けるのだろうと思いをはせる時間もたまにはいい。
普段歩かない道を歩いてみること、発見を共有すること、新たに知るその街の魅力、本当に面白い。次はどんな発見に出会えるのかと、今から楽しみです!」
written by Riyoko Kobayashi
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