2025.02.28
今回のアフターレポートは1月11日に東京証券会館 屋上にあるEdible KAYABAENにて開催されたイベント(クローズド)になります。
▼イベント詳細はコチラ
▼Edible KAYABAEN
寒さの厳しい冬でしたが当日は大快晴!
茅場町の「Edible KAYABAEN」にて、新年最初のワークショップが開催されました。その名も『植物と遊びながら自分のニーズとつながる〜共感的コミュニケーションが導く幸福の事始め』。
著者も2025年は自分を深堀して新しい価値観を手に入れたいと思ってたのでタイミングはバッチリでした。
このワークショップは、植物の力を借りて自分の内面と向き合い、自分にとって本当に大切な価値観や願いに気づくことを目的としたもの。食を大切にする人、新しい価値観を発見したい人に向けて、共感的コミュニケーション(NVC)の案内人である栗山のぞみさんがファシリテートしてくださいました。
まずは参加者同士でサークルを作って自己紹介タイムがスタート。特徴的なのは自己紹介をした後に、参加者に渡されたキーワードが書かれたカードを発表者に提示します。
「あなたは〇〇を大切にしてますか?」と、発表を聞いて感じたキーワードを〇〇に入れて渡します。
発表者は客観的にどう写っているのかを知る事で、いつもとは違った視点で自分自身を見る事が出来ます。基本的にはポジティブなキーワードなので前向きな気持ちになります。
続いて屋上ガーデン散策が始まりました。冷たい風が吹く中、元気に育つ冬野菜や植物たち。それぞれ異なる成長を遂げた植物を観察しながら、参加者は五感を研ぎ澄まし、自分の内側にある感情や身体の反応に耳を傾けました。
どんな形?どんなニオイ?ちぎった音は?どんな味がするのだろう?
ガーデンにある植物たちのチカラを借りながら、たくさん五感を使って自分を耕す時間。土や植物に触れたのは、いつぶりだろうか。植物の中でも個性が際立つパクチーを口に入れた瞬間、いつものパクチーとは違った味がする。それは土に触れ、千切る事であるべき姿を変化させ、能動的に摘んだ、普段とは違うパクチー。今に生きることを感じた瞬間でした。
ガーデンを使ったワークの後にシェアの時間。植物を見て、触れ、香りを感じる。これまで意識することのなかった微細な感覚が、自分の中にある願いや価値観につながっていく瞬間。「この植物の成長が、自分の今の状態と重なる気がする」「ただ植物として見てきたけど、感情を引き出してくれた。感謝の気持ちが湧いた」―そんな言葉が参加者から飛び出しました。
次のワークは「2025年のドリームパイル」。ここでは、新しい一年にやってみたいこと叶えたいことをそれぞれ書き出していきました。提供いただいたハーブティーを片手に、それぞれが屋上で自分が好きな場所を探します。植物に呼び起こされた、懐かしい感情と一緒に自分自身とゆっくり喋る時間です。
お金がない、時間がないという限界は無くして、何にも縛られずに理想とする世界を想像します。思いが溢れたものは手を止めずに、素直な感情をそのまま書き続ける事が大事。
時間になったらもう一度サークルになってシェアの時間。「生きる活力を学びたい。身体の事を学んで幸せになる」「もう一度旅をしたい、そして自然と触れ合う時間をもっと増やしたい」など、さまざまな願いを共有します。
最後に「今」の感情を身体で表現して、みんなも同じ動きをして終わりとなります。著者は感謝の気持ちが込み上げてきたので一緒に手でハートを作りました。これまで出会った全ての人への感謝です。
ただ書くだけでなく、それをシェアすることで、「自分も同じ気持ちだった!」と共感が生まれたり、意外な視点をもらったりする場面もありました。また、ガーデンを歩きながら植物にも問いかけてみることで、より深く自分の願いを確かめることができます。
「植物に願いを託す」というユニークなアプローチは、普段の目標設定とは違う新鮮な気づきをもたらしました。参加者の中には、「頭で考えるのではなく、心で感じることで、本当に自分が求めているものがわかった」と話す方もいました。
プログラム終了後もガーデンは開放され、ご用意いただいたサラダを食べたり、ランチを持ち寄りながら、自然の中で余韻を楽しみました。
今回のワークショップを通じて、参加者たちは植物を通じて自分自身と向き合い、新しい年をどう生きるかのヒントを得ることができました。現代の忙しさの中では、自分の内側の声に耳を傾ける時間を持つことが難しいもの。しかし、自然と触れ合いながら、ゆっくりと自分の心を見つめることで、見落としていた大切な価値観や願いが浮かび上がってくることを実感しました。
また、共感的コミュニケーション(NVC)という手法を取り入れることで、単なる自己探求にとどまらず、他者とのつながりを深める機会にもなりました。自分の気持ちを大切にしながら、他者の思いにも寄り添うことの大切さを、植物を介して体感できた時間です。
2025年、あなたが本当に大切にしたいことは何ですか?
私たちが主催する他のイベントでも、参加者にとって新たな発見ができる機会を目指していきます。同じような素晴らしい体験を、多くの人に届けていきます。
YADOKARI株式会社では、様々なつながり方を提案しています。
今回だけでなく、参加者さんからのやりたいことを企画編集しサポートすることでつながりが多く生まれています。この兜町・茅場町でのつながりを色んな場所で少しずつかたちにしながら、街ごと盛り上げていけたらと思っています。これからも一緒に楽しんでいきましょう。
いろんなイベントが毎月開催されてますので、まだ参加されたことない方はぜひともお越しください!
▼YADOKARI株式会社 公式ホームページ
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