2019.03.22

第10回『日本酒を蔵元トークとテイスティングで楽しむ』を開催しました。

こんにちは!
兜LIVE編集部です。


3月2日(土)日本橋茅場町にあるFinGATE KAYABAにて『日本酒を蔵元トークとテイスティングで楽しむ』を開催しました。



事始めの街と呼ばれている兜町。江戸時代には酒問屋で賑わっていたこの街で、日本各地の蔵元とともに日本酒について学び、味わい、楽しく交流しその魅力を広めるため、毎月1回の頻度でイベントを開催しています。


今回は岩手県釜石市から株式会社浜千鳥 代表取締役 新里進さんをお招きして東北ラグビー復興のシンボルであるフライキ(大漁旗)のもと『浜千鳥』誕生のストーリー、地産素材へのこだわり、人と人の繋がりの大切さ、企業理念などを熱く語っていただきました。


ちなみに、2019年ラグビーワールドカップは釜石市で開催されます!



◆株式会社浜千鳥  カンパニーヒストリー


浜千鳥は大正11年、現在の釜石市只越町釜石郵便局の海に近い場所で「釜石酒造商会」という名で創業。味噌と醤油の製造から開始しました。その後、翌年には味噌と醤油の酵母技術を生かし酒造りも開始。


そして、1968年に"より良い水"を求めて現在拠点を構える釜石市小川町3丁目8番7号に移転。創業時は海に近い場所でしたが、内陸方面に移転したことで、東日本大震災の津波の影響を免れたそうです。


平成15年には、元々一つのお酒の銘柄だった"浜千鳥"のブランド力を高めるために社名を「株式会社浜千鳥」に変更。現在は社員8名で酒造りを行なっています。


前の『株式会社釜石酒造』は発音しづらく、アナウンサー泣かせだったから変更したと言う裏話もお話しいただきました。


株式会社浜千鳥の理念は、『地酒を通じて地域社会に役立ち喜ばれる企業であること』

日本酒『浜千鳥』は『海と里と人を繋ぐ、地の酒』をコンセプトに作られました。


釜石市には新鮮な海の幸、山の幸が豊かにあり、地産の食材に相性の良いお酒を提供することで産地と食卓に交流が生まれ地域の人は健康的な生活を送り、地域の産業の発展につながっていく。そういった想いを持ってお酒造りを行っています。




◆地産地消を追求したお酒造り


浜千鳥さんでは、日本酒のもとになる"原料"に強いこだわりを持っています。


現在の拠点がある釜石市石川町へ移ったのも『より良い水』を求めてとのこと。

ここのお水は、なんと無印良品の化粧水にも使われているそうです!


また、酒米は元々岩手県内陸部のものを使っていたが、沿岸部に近い地元産でなくては本当の意味で地酒とは呼べないのでは一念発起。


ところが、釜石市は稲作に盛んな地域ではなく酒米づくりをしていなかったそうです。


米作りのパートナー探しから始めたのですが、偶然にもお会いした農家の方が知り合いだったそうです。そういった経緯で酒米づくりが釜石市でスタートしました。


その後、失敗と試行錯誤の末、酒米『吟ぎんが』の安定した収穫に成功し、地酒「ゆめほなみ(夢穂波)」が誕生しました。


当時発足した『大木酒米研究所』は、より良い酒米を求めて、現在でも日々研究をしているそうです。


ちなみに、岩手県のお酒の味はどんなものかというと、内陸部は塩分摂取量が多く甘くて濃い食文化が多いことから、日本酒の味も比較的濃い味が多いそうです。対して沿岸部はさらっとした味わいの日本酒が多いとのこと。


「地元のものを別の場所に移動させるとガソリンもたくさん使ってしまうし環境破壊にもつながってしまう。何よりも地域の活性化に結びつくので、地酒造りを通して地域社会に貢献したい。」と新里さんは仰っていました。



◆世界が認めた『浜千鳥』…地酒造りへのこだわりと 人との繋がりを大切にする甲斐あって

妥協を許さず改良を重ねて自然とひとつになった酒造りを目指す。


『浜千鳥』とマリアージュする料理店で人々と交流する『浜千鳥を楽しむ会』など他地域との交流も積極的に行っています。


研究と努力の甲斐あって、国際的な日本酒コンテスト『インターナショナル・サケ・チャレンジ』で最優秀賞、『全日本日本酒鑑評会』で金賞を受賞するなど浜千鳥は国内外で評価を受けています。



◆利き酒を楽しみながら交流会


①浜千鳥 特別純米酒 無濾過生原酒

…搾りたてのフレッシュな風味。メロンのような香り


②浜千鳥 純米吟醸 吟ぎんが限定清酒

…スッキリした口あたり。林檎のような香り。


③浜千鳥 純米大吟醸 結の香

…上品な口あたり。花のようなやさしい香り。


これらをヒントにみなさん真剣に利き酒タイム!

③の結の香が利き分け率がとても良かったですが、①②の違いがむずかしかったようです!

全問正解者には綺麗な浜千鳥柄のブルーの手拭いがプレゼントされました。

ところが、お帰りの際に 蔵元の気配りから参加者全員にプレゼントというサプライズが!!




利き酒タイムの後は応援に駆けつけてくれたご長男の音頭で乾杯!


後半の味わうお酒でお持ちいただいた

・浜千鳥 純米吟醸 美山錦

・浜千鳥 純米酒 にごり酒

・仙人郷 純米酒

も堪能しつつ、相性抜群の釜石の海の幸を贅沢に使ったおつまみに舌鼓。

お酒がどんどん進み、楽しい会となりました。



最後にみなさんで記念撮影♪



◆まとめ:会を終えて


『浜千鳥』…とても美しい響き。その響きから釜石の美しい情景が目に浮かび、 酒造りへのこだわりに美学を感じ、人との深い繋がりも感じる。


そんな素敵な想いをもった浜千鳥を、もっと日本中や世界中の人に知ってもらいたい!

そして、このイベントを通して釜石を実際に訪ねたい!そう感じるイベントでした♪



株式会社浜千鳥



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