2023.05.07
こんにちは!はじまり商店街の島田です。4月1日(土)、三越前・コレド室町テラスで開催していたSAKURA FES NIHONBASHIで、出張絵本イベントを開催しました。
日本橋・兜町のBook Lounge Kable(以下、Kable)で人気の絵本ワークショップ。「ぐりとぐら」を題材に、みんなで頭を柔らかくして遊ぶ時間をつくりました。
はじまり商店街では、定期的にイベントで集うことでコミュニティづくりの支援をしています。茅場町のカフェ等を中心に、読書をきっかけに参加者同士の価値観を共有する企画を行い、2019年から継続開催しています。ビジネスマンをはじめ学生や主婦の方など様々な人が集まる場。このイベントは兜町・茅場町と出会うキッカケにもなっており、個人のライフスタイルに合わせた参加ができるようにひと工夫。CAFE SALVADOR BUSINESS SALONでは出勤前の朝時間、Kableでは仕事終わりの夜時間など、イベントの会場や時間を変えています。そして今回、Kableのことをより多くの方に知ってもらえるよう、三越前・コレド室町テラスまで出張してきました!
今回の舞台であるSAKURA FES NIHONBASHI、今年のコンセプトは「いつもの春。あたらしい春。」。絵本ワークショップで、新年度のはじまりを応援したいと思い、企画しました。なんとなく覚えている絵本でも、大人になってまた読み直してみたら、新しい気づきが生まれるはず…。題材に選んだ絵本は「ぐりとぐら」。多くの世代で愛されている有名なお話です。過去、兜町のKableで大人限定でワークショップをやった時、正解がない絵本から新しい発見や面白さが見つかっていました。より多くの人に楽しんでもらいたいと、今回は子どもにも入ってもらい、出張イベントをスタートしました。
今回は合計12名の人数で開催。
参加動機は「絵本のイベントに興味がある」「ぐりとぐらが好き」「一緒に参加する相手が好きなものをもっと知りたい」などなど。他の人と価値観を共有したい人や自分の好きなものを追求したいと考える方が参加してくれていました。
みなさんはぐりとぐらのストーリーを覚えていますか?野ねずみのぐりとぐら。森で大きな卵を見つけ、カステラを作る物語。やぁ!という口癖が特徴的。過去に読んでいたことは間違いないけど、細かい話の流れまでは覚えていない…そんな人も少なくないはず。そう考え、みんなで1ページずつ音読、ストーリーをおさらいすることからはじめました。
妄想イベントスタート。絵本の表紙に吹き出しをつけるなど、テーマに沿ってケーススタディをしてみたり。お絵描きシートを使って物語のつづきを考えてみたり。お絵描きのときに手元を見ないで書いている男の子がいました。そんな子どもの発想力や行動を見ながら、大人も徐々に思い込みから抜け出し、頭がほぐれてきている様子。絵本にのめり込み、心から楽しそうにしている様子を見て、運営側も嬉しく思いました。
最後に感想をみんなでシェア。なんとなく楽しそう!と参加してくれた方が多かった今回。妄想することを通じて、新しい楽しみを見つけている様子でした。絵本の世界観の中でそれぞれの価値観が広がる。人と人の繋がりをつくる上で、絵本イベントの可能性をさらに感じた回でした。題材を変えたり、開催場所をすこし変えることで、また違った面白さが見えてくるかもしれませんね。
はじまり商店街では、様々なつながりのかたちを提案しています。また、つながりが一時的なものではなく、ずっと続いてほしいという願いをこめて、Facebookなどのオンラインの仕組みとも連携しながら「場」を育てています。今後もはじまり商店街では幅広いトピックの中から、これからの暮らし方、働き方、生き方のヒントになりそうなキーワードを取り入れてイベントを開催していきます。ぜひご興味があればご参加いただければ幸いです。
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