2020.06.29

はじまり商店街 「最後まで読む自信がない、あなたと集まりたい夜~みんなで分担して『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』を読む!!~」を開催しました。

2月12日(水)、茅場町のCAFE SALVADOR BUSINESS SALONにて「最後まで読む自信がない、あなたと集まりたい夜~みんなで分担して『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』を読む!!~」を開催しました。



はじまり商店街では、毎月第1第3火曜日の『おはよう茅場町ライブラリー』というコミュニティにて、朝読書をしています。


今回は夜にも読書ということで、以前にもイベントで行ったことのあるアクティブブックダイアログ(以下ABD)に取り組んでみました。


参加された方は…
・この本を読みたいなと思っていたけど時間がなくて読めていなかった人
・本を読むのが苦手なので、分担して読めるのか良くて来た人
・本が好きで色んな本を通してのイベントに興味がある人
・実際自分でもイベントをしていて、ABDもやってみたいと思っていた人
こんな人達が参加されました。


今回の本はこちら
1兆ドルコーチ | 書籍
あらゆる成功者と言われている人達のリーダーとして慕われたビル・キャンベル。



まずはABDの説明を、参加者へ。


▼ABD(アクティブブックダイアログ)とは?
京都にあるNPO法人である場とつながりラボHOME’S VIの正会員でもある竹ノ内壮太郎氏によって開発された本の共有手段。後にNPO法人である場とつながりラボHOME’S VIの代表理事である嘉村 賢州氏らの活動によって普及し始めています。


やり方は?
 1.本をちぎる(裁断する)
 2.参加者に担当ページを割り振る
 3.各自、担当ページを読む
 4.担当ページをB5用紙で数枚に要約する
 5.要約を1人3分程度でリレープレゼンする
 6.参加者全員で感想や疑問について対話


【引用】アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)という新しい本の読み方
https://heart-quake.com/article.php?p=3420


説明が終わり、本をちぎって担当を割り振りました。
まとめながらも、要約して伝えるという事を頭に置きながら読む…お仕事終わりにはなかなかハードな気もしましたが、皆さん真剣に集中して取り組みました。



A4サイズの用紙にどう表すかは形式はなく、それぞれの方法で表現いただきます。それぞれが本を片手に、ポイントと思うところに付箋を貼りチェックしながら、用紙にキーワードを大きく書いてみたり、図式のようにしてみたりと様々でした。


それぞれの個性も出つつ、担当ではない前後も何となく想像しながらまとめていました。だいたい用紙5枚前後でまとめたそれらを、1章から順に並べて貼っていき、完成したところで順番に発表。



全6章の紹介

 Chapter1 ビルならどうするか? シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え


 Chapter2 マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる 「人がすべて」という原則


 Chapter3 「信頼」の非凡な影響力 「心理的安全性」が潜在能力を引き出す


 Chapter4 チーム・ファースト チームを最適化すれば問題は解決する


 Chapter5 パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め


 Chapter6 ものさし 成功を測る尺度は何か?


1人3分という持ち時間の中で発表をしていただきましたが、なかなか内容を短時間で要点だけまとめるのは難しいようでした。


それぞれが自分なりに要約し、自分を含む全体で1つの本を読むというミッションをこなすように、緊張感があったように思います。普段から読書が好きで参加した方も、苦手なので参加した方も、いつもの一人でする読書とは違って、解釈も慎重に他の人に伝えようとする気持ちが感じられました。

急に出てきた登場人物に戸惑ったり、前後に関わる表現が曖昧な時には、その部分を担当した方たちのフォローなどもあり、チームプレーもみることができました。



ABDをするメリットは?
 1.分厚い本が手軽に読める
 2.参加者同士で共通言語が生まれる
 3.要約する能力がつく
 4.プレゼンの練習ができる
 5.インプット/アウトプット/フィードバックが一度に行える


メリットにもあるように、分担して1つの作品を読むことで生まれるコミュニケーション。ほぼ初対面同士でお互いが、伝える(アウトプット)、考察し合う(フィードバック)ことを本を通してできるという、短時間にして濃いものになりました。


電子本も増え、本を手にとって読むことが減ってしまっている現在ですがこのように本をちぎることで、本自体を目の前で分けて読み合うということが原始的でもあり新鮮な気がしました。そのバラバラにちぎられた本がヒトとヒトでまた1つになっていき、それを読む人同士が繋がるようなイベントでした。



はじまり商店街では、様々な世代の学びのかたちを紹介しています。また、一生の中で、学びが一時的なものではなく、ずっと続いてほしいという願いをこめて、「ゼミ」という形で学びの提供もし始めました。今後もはじまり商店街では幅広いトピックの中から学びにつながるキーワードを取り入れてイベントを開催していきますので、ぜひご参加いただければ幸いです。


▼はじまり商店街のイベント詳細はコチラ

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