2017.12.11
みなさん、こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
先日、資産運用イノベーション協会主催のFinTech勉強会第3弾『AIスピーカー・アプリ開発のコツ』が、茅場町・兜町にあるFinGATEにて開催されました。
11月15日にAmazonからAIスピーカーEchoが国内発売され、Google HomeにLINE Clovaなど、この半年間でAIスピーカーが次から次へと発表、発売されました。
AIスピーカーは音声ですべてをコントロールする世界であり、スマートフォン以来の生活の枠組みを変えるツールとなる可能性が示されています。
今回のイベントでは、資産運用イノベーション協会さんが、そういった実情を踏まえいち早くAIスピーカーのアプリ開発を考えているエンジニアの方を対象としてアプリの実演も交えた勉強会を企画されました。
講師には、ロボット投信株式会社の捧隆二さんが登壇されました。
撮影:兜LIVE!編集部
改めてみなさん、「AIスピーカー」って聞いたことがありますか?
2017年10月に「Google Home」、11月には「Amazon Echo」というAIスピーカーの日本語対応版が発売されたことで様々なメディアに取り上げられているため、もしかすると名前を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
AIスピーカーとは、音声操作に対応したAIアシスタントを持つスピーカーで、スマートスピーカーとも呼ばれています。
iPhoneの「Siri」、Androidの「Googleアシスタント」やWindowsの「Cortana」など、AIアシスタントがすでに搭載されているスマートフォンやPCもありますが、AIスピーカーは、タッチ画面やキーボードの操作をせずに、音声のみで操作ができるものになります。
つまり、スマートフォンの登場で私たちの生活スタイルが激変したように、音声だけで様々なことが操作できるAIスピーカーの登場でも、私たちの生活が大きく変わる可能性があるそうです。
声だけで今以上に様々なことができるようになったら、一体どんな世界になるのでしょうか?
もしかして、パソコンもいらなくなるのでしょうか。
編集部はまだPCが欠かせませんが、スマホと声だけで記事も書けるようになるのかもしれません。
撮影:兜LIVE!
当日は、開発者向けのイベントということもあり、AIスピーカーの開発のコツや苦労した点などを教えていただきました。
また、講師の捧さんは、Amazon EchoやGoogle Homeでアプリケーションの開発実績があり、実際にGoogle HomeとAmazon Echoを用いた開発アプリの"デモ"を紹介されていました。
デモを活かし解りやすいレクチャーで、全く開発経験のない兜LIVE!編集部でも理解することができました。
Amazon Echoの場合、”alexa-conversation”というAlexa(AmazonのAIアシスタント)用のテストモジュールがあるため、都度Alexaとの一連の会話の流れをテストすることができます。
なお、音声テストは、Amazon Echoの実機、もしくはEchosim.ioというAlexa用のシミュレーションサイトでもできるそうです。
私たち編集部でもできるのでしょうか。。笑
また、開発を進める上で苦労した点については、「日本語対応の難しさ」を挙げていました。漢字・ひらがな・カタカナと、複数の文字の種類があることや、同音異義語の意味の違いなどが日本語対応を難しくしていたようです。
撮影:兜LIVE!編集部
開発者向けの勉強会ということもあり、参加者のほとんどの方は技術者のプロでした。
やはりテクノロジーの面でもAIスピーカーは注目されているのだなと実感しました。
また、Q&Aタイムでは、セキュリティ面に関する質問が多くあったので、AIスピーカーの普及に伴いセキュリティ対策にも目を向けていく必要があるのだなと感じました。
今後も、AIスピーカーや資産運用イノベーション協会の動きに注目したいと思います!
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