2018.12.10
こんにちは!兜LIVE!編集部です。
今回は10月20日(土)にEDOFES×兜LIVE!で開催したワークショップ「Instagram時代の写真の切り取り方」をレポートしたいと思います!
当日は3名の人気インスタグラマーからフォトジェニックな写真の切り取り方やアプリの活用方法を学び、実際に日本橋の街へ繰り出して撮影しました。
歴史あるレトロな金融街や沢山の人で賑わう東京の秋のお祭り「べったら市」を散策したり、スカイツリーも見渡せるオープンクルーズを楽しんだり……。普段見られない一味違った日本橋を感じることができたイベントの様子をご紹介します。
今回講師を務めたのは、インフルエンサーのエージェント会社を経営しながら世界16カ国を旅した人気トラベルインスタグラマー宮田美紅さんと、今回英語の通訳も担当された日米ハーフインフルエンサーのレイチェル・セネトアさん、特別ゲストでモデルやライターとして活動をなさっている日本生まれ、香港在住のAbbyさん。
2018年10月時点で1万人以上のフォロワーを獲得する講師陣は、Instagram以外でもそれぞれインフルエンサーのエージェント会社経営やモデル活動など国内外で活躍されています。
イベントはまず日本橋・茅場町にある「CAFE SALVADOR(カフェ サルバドル)」からスタート。
チケットは前日までに売り切れており、当日は満員御礼の大賑わい。今回は英語の通訳も行われたため日本人だけでなく外国人の参加者も多く見られました!
はじめの30分は講師の宮田さんから被写体のフレームへの収め方、実際に常用している加工アプリの紹介、すぐに使えるテクニックなどをご紹介いただきました。
意外に知られていないInstagram内の加工機能「スキュー」を使って、まるで真上からドローンで撮影したような写真を撮るテクニックや動画を使った見せ方、写真のメインとなる部分をシンプルにわかりやすくするために余計な部分は切り取る、などインスタグラマーならではの実践的な情報や知識が満載な講座前半でした。
続いて前半の講座で学んだ撮影テクニックを生かしに、参加者と講師みんなで日本橋の街へ撮影に出かけました。
日本橋の街案内をしてくださったのは、中央区観光協会の特派員のお二人。クルーズまでの道のりだけでなく、道中にある日本橋日技神社摂社や証券会社、フィリップ証券、東京証券取引所の歴史や建物の特徴についてもガイドしてくれました。
特別ゲストとして参加したAbbyさんも参加者のみなさんと一緒に撮影。Instagramではセルフィーでの撮影が多いため、自前の「セルカ棒」を持参されていました。
景色や対象物と自分が一緒に映るセルフ撮影は、カメラが近過ぎて景色や対象物が入りきらないことがあるので、セルカ棒を使ってカメラを少し遠くに構えることで自分や対象物がフレームに収めやすくなるそうです。
また普通にセルフで撮影するよりもカメラが遠くなる分、小顔に見える!という耳寄り情報もいただきました。
フォトウォークの後は、日本橋船着き場から日本橋クルーズのエスエスNANO3号に乗り、クルージングへ。開放的なオープン船にふさわしい晴れ晴れとした天気に恵まれました。心地よい風も感じられ、参加者のみなさんにとっても気持ちの良いクルーズ旅になったのではないでしょうか。
日本橋川から見える昔ながらのレトロな景色 × 近代的なビルの景色がミックスした風景を堪能しながら、各々Instagramに投稿する写真を撮影しました。
日本橋川のクルーズでは親しみやすいガイドさんの解説もあったため、より日本橋の街についての理解が深まりました。
「隅田大橋」を始め「日本橋」や「清州橋」などデザインや特徴一つとっても個性や歴史がそれぞれ違うことがわかり、日本橋の街巡りや撮影がさらに楽しくなりました!
クルーズコースの目玉、東京スカイツリーも見ることができました! 天候によってはあまり見えないこともあるそうですが、当日の天気が良かったこともあり青空に浮かぶスカイツリーがしっかり確認できました。参加者のみなさんもスカイツリーをカメラに収めようと気合を入れて撮影に臨んでいました!
中には本格的な一眼レフカメラや360度全方位を撮影できるカメラを持参している方も。それぞれ違った角度やフィルターを使ってフォトジェニックな写真を撮ろうと工夫されている様子が見られました。
45分間のクルージングを終えたら、再び日本橋街歩き&フォトツアーへ。福徳神社にある真っ赤な鳥居やコレド室町の提灯のような照明は、写真に撮ると綺麗に映えるので参加者の方は撮影に夢中になっていました。
また後半の街歩きでは初対面の参加者同士で写真を撮り合ったり写真を見比べながら話したりする場面が多く見られ、和気あいあいとワークショップが進んだ印象です。
街歩きの後は、歴史あるべったら市へ。起源は江戸時代中期、宝田恵比寿神社の前でお供えをするために市が立ったことが始まりと言われています。べったらとは大根の麹漬けのことで、この市で売られていたべったらが評判になったことから「べったら市」と呼ばれるようになったそうです。
現在も宝田恵比寿神社を中心に約400~500軒の屋台が連なり、毎年観光客の方や仕事帰りのビジネスマンが多く集まります。
この日もすでに大勢の人でお祭りムード全開。屋台からは活気溢れる声が聞こえてきます。
ここでも自由に散策する時間が設けられました。お祭り独特のオレンジ色の照明や提灯屋台の風景を撮影する人もいれば、ビールや屋台グルメを楽しみながら撮影をする方も。
美味しそうな匂いの誘惑に釣られ、私もジューシーな肉巻きスティックを購入。
フォトジェニックな写真とはちょっと違うかもしれませんが、美味しそうに撮れたのではないでしょうか。講師の方にご紹介いただいた加工アプリの力に頼ってフォトジェニックな写真に仕上げたいと思います!
途中で参加者の方を見つけたので撮影の様子を見させていただきました。人が多いお祭りでしたが、角度を変えたり撮り方を変えたり屋台の撮影を存分に楽しんでいるようでした。
フォトツアー終了後は、インスタグラマーによる写真講評会が行われました。講評会では参加者の方が実際にInstagramに日本橋の街並みを投稿。世界35か国を旅したカメラマンでもある司会のスガさんとのパネルディスカッションで、投稿した写真を講師の3人の目線から講評してもらいました。
また講師のインスタグラマーから参加者に対して、日頃のInstagramの使う目的を逆質問される場面も。一方的な講評というよりは、参加者と講師が交流しながらアドバイスをするような終始和やかな雰囲気でした。
今回のインフルエンサーと学ぶ「Instagram時代の写真の切り取り方」ワークショップでは、金融街の歴史あるレトロな建物と近代的なビルなどの景色がミックスされた日本橋の個性が見られました。
参加者も老若男女、外国人や家族連れと、年齢層も幅広く本当に多くの層の方に参加していていただけたと思います。
参加者に感想を訪ねると、「インスタグラマーが実際に使用しているアプリやテクニックを紹介してもらったので、さっそく自分のInstagramに投稿する写真でも生かしてみようと思った」「鳥居×ビルの組み合わせが新鮮」「わいわい写真を撮れて楽しかった」など楽しげな反応がいくつも聞こえてきました。
今回、ワークショップに参加してくださった皆様ありがとうございます!兜LIVE!では今後もイベントを続々開催予定。次回のイベントもぜひお楽しみに!
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