2023.06.20
こんにちは!はじまり商店街の島田です。
5月25日(木)、夜の読書イベントを開催しました。
はじまり商店街では、定期的にイベントで集うことでコミュニティづくりの支援をしています。茅場町のカフェ等を中心に、読書をきっかけに参加者同士の価値観を共有する企画を行い、2019年から継続開催しています。ビジネスマンをはじめ学生や主婦の方など様々な人が集まる場。このイベントは兜町・茅場町と出会うキッカケにもなっており、個人のライフスタイルに合わせた参加ができるようにひと工夫。CAFE SALVADOR BUSINESS SALONでは出勤前の朝時間、Book lounge Kable(以下 kable)では仕事終わりの夜時間など、会場ごとにイベントの時間を変えています。今回は仕事終わりにホッと一息読書で気持ちのリセットするイベント、乾杯読書のイベントをレポートします。
この読書会は、1日の終わりに、読書とトークで頭のストレッチができるイベントです。シンプルに、集まった人で一緒に本を読んで感想のシェアをします。「読む本は自分で決める」のがこのイベントのグランドルール。なかなか読めてない積読本の中から選んで持って来る方やKableにある本を選ぶ方などなど。読書がなかなか習慣化しない、読む機会がないと読まない、という方には特におすすめの企画で、今回は12回目の開催となりました。
会場はKABUTO ONE3階にある、”Book Lounge Kable”。冒頭、Kableスタッフの方から場所についてご説明いただきました。多くの書籍と、緑あふれる癒しの空間、 使い勝手の良いカジュアルダイニングが融合した、 新しいブックラウンジKable。「お金」や「暮らし」にまつわる多くの書籍をはじめ、知的好奇心を刺激する本に囲まれ、参加者のモチベーションも高まっていました。
冒頭、自己紹介を交えながら、持ってきた本の紹介タイムを設けました。今回はいつも来てくれる方とはじめての方、それぞれ半数ずつでの開催。参加動機は「本を読む時間を作りたかった」「Kableに来てみたかった」「イベントタイトルが気になった」などなど。「自分ひとりではなく、他の人と価値観を共有したい」ということは皆さん共通していました。紹介タイムの後は45分の読書タイム。参加者の方々は空間を楽しみながら、自由に本を読む時間を過ごしていました。
読書の後はオススメポイント共有タイム。本を紹介し合いながら「聞いて、話す」時間です。過去に読んだ本の考察をみんなに聞いてもらったり。「わがまま」というキーワードから「自由な生き方」についての話に膨らませていったり。参加者から「個人の価値観を共有し合える有意義な時間になった」という感想がありました。本を通して生まれる交流の楽しさは、自分では普段選ばない本との出会いはもちろん、読書後に感想をシェアをすることでのアウトプットにもあるものだと感じました。
はじまり商店街では、様々なつながりのかたちを提案しています。今回の読書イベントは、「相手に伝えようとしたときに発揮する力は、日常でも役に立つはず。」、「上手くなくていい、実際に想いを話してみることが大事な時間だ。」という想いを持って企画をしました。つながりが一時的なものではなく、ずっと続いてほしいという願いをこめて、Facebookなどのオンラインの仕組みとも連携しながら「場」を育てています。今後もはじまり商店街では幅広いトピックの中から、これからの暮らし方、働き方、生き方のヒントになりそうなキーワードを取り入れてイベントを開催していきます。ぜひご興味があればご参加いただければ幸いです。
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