2018.01.15
こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
昨年末、日本橋兜町・茅場町にある、山王御旅所・日本橋日枝(ひえ)神社にて「年越大祓・茅の輪くぐり」が執り行われましたので、兜LIVE!編集部でも参加してまいりました!
撮影:兜LIVE!編集部
今回は、「年越大祓・茅の輪くぐり」の当日の様子をお伝えしたいと思います♪
年越大祓は、上の写真のような大きな茅の輪をくぐり、私たちが日常生活で知らず知らずに犯してしまった罪や穢れを祓い清めて、清く明るく正しい人間生来の姿に立ち返る事を祈るものです。
大祓には、夏に行われる「夏越(なごし)の大祓」と今回のような年末に行われる「年越(としこし)の大祓」の2種類があり、"夏越"では、夏の暑さを体調崩さずに乗り越えられるよう願いが込められ、"年越"では、新年が良い年になるよう願いが込められています。
また、大祓は大宝律令(701年)で正式な宮中行事と定められていることから、とても歴史が古い行事とされています。
撮影:兜LIVE!編集部
茅の輪くぐりの起源は、日本神話の神様である"すさのおのみこと"が、南海を旅している途中で宿を求めたところ、貧しいながらももてなしてくれた人に、そのお礼として「茅で輪をつくり、腰につけていれば疫病にかからないですむ」と教え、後年に疫病が流行したときにその教えを守って難を逃れたことから始まったとされています。
昔は、そのまま小さい茅の輪を腰につけるというものでしたが、江戸時代初期にかけて、今回のような大きな茅の輪をくぐる形式になったそうです。
今回参加したのは、茅場町にある日本橋日枝神社での「年越大祓・茅の輪くぐり」です。
上の写真のような大きな立派な茅の輪が用意されていました。
まずは、神職さんによる「大祓詞(おほはらへのことば)」が読み上げられます。
撮影:兜LIVE!編集部
撮影:兜LIVE!編集部
参加している方も一緒に読みました。
撮影:兜LIVE!編集部
「大祓詞(おほはらへのことば)」を読んだ後は、「切麻(きりぬさ)」と呼ばれる紙吹雪のようなものを自身にかけ、その後に頭、肩、背中、足といった体全体を人の形にした紙を自分で払っていきます。
ここで、知らず知らずのうちに犯してしまった罪や穢れを人型の紙に託していきます。
撮影:兜LIVE!編集部
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その後は、神職さんが榊(さかき)を振ってくださいました!この榊を振る所作は「天(あめ)の下をはらう」と言い、氏子の町々の人々や企業の人々のお祓いをしています。
そして、茅の輪の前にある木箱に穢れや罪を託した人型の紙を入れ、輪をくぐっていきます。
撮影:兜LIVE!編集部
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茅の輪くぐりは、輪をくぐった後1回目は左周り、2回目が右周り、3回目が左周りと、合計3回輪をくぐることになります。周った後は、拝殿にお参りし終了となりました。
終了後は清めのお酒も用意されていました。
撮影:兜LIVE!編集部
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「年越大祓・茅の輪くぐり」が行われたのが、12月27日(水)と平日だったこともあり、スーツを来た方も多くいらしゃいました。また、終了後に神職さんと談笑している方も多くみかけられ、兜町・茅場町は日頃から日本橋日枝神社との繋がりが深い町だな...と改めて実感しました。
住所:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1丁目6番16号
アクセス:茅場町駅(出口9・10)徒歩1分、日本橋駅(出口D2)徒歩5分
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