2017.09.20
こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
日本マンガ界の金字塔、「ベルサイユのばら」の名ゼリフを使って、英語を学ぶスペシャルレッスンが、カフェ・サルバドルで開催されました! 講師は『「ベルサイユのばら」の英語』の著者、大島さくら子先生。大島先生は、英語講師歴20年以上というキャリアの持ち主。英語学習に関する著作をいくつも手がける、知る人ぞ知る英語教育のカリスマなのです。
撮影:兜LIVE!編集部
『「ベルサイユのばら」の英語』は、“ベルばら”の名場面や名せりふを中学英語で学ぶ、新しい一冊。大島さくら子先生は、宝塚の舞台を見にいくほど、“ベルばら”の大ファン。そんな趣味がきっかけになって実現した著作なのだそう。レッスンは、先生の「Are you ready?」の掛け声でスタート!
懐かしい現在進行形から、レクチャーが始まりました。例えば、バスチーユの戦いで撃たれたオスカル。亡くなる直前に先に逝ってしまったアンドレの元に行くのだとつぶやく、悲しい名ゼリフをピックアップ。
「André is waiting for me…」(アンドレが……待って………いるのだよ……)と会場全員で、オスカルの気分(?)でスピーキング。“ベルばら“の世界に浸ると、なぜか英語がぐっと身近に感じられます。
また、大島さくら子先生は、昔のフランス貴族の英語を、現代の使える英語に訳すことに苦心したそう。
例えば、マリー・アントワネットが、息子ルイ・シャルルへの思いを語るセリフ、
「かあさまがあなたを守ってあげます」は、「I’ll protect you.」。意外に簡単なのです。
現在進行形、未来形、過去分詞など、大島先生が参加者とリズミカルにやりとりしながら、レクチャーが進んでいきます。中学時代に根を上げた英文法が、すらすらと頭に入っていくのが不思議。“ベルばら”×大島さくら子先生の英語マジック、恐るべしです。
撮影:兜LIVE!編集部
最後に、大島さくら子先生の英語学習のモチベーションを上げる秘訣をレクチャーしてくれました。「英語学習はスポーツと同じ。勉強ではなくトレーニング」とのこと。体で覚えることが大事なんだとか。また、先生が英語を学ぶ過程で、英語に触れない日を作らなかったそうで、どうしてもやる気が出ない時は「テキストに触れるだけでもいい」とのこと(!) 触っているうちに、少しずつやる気になっていくそうです。
最近、大島先生が講師の「夕活!実践ビジネス英語カフェ」がカフェ・サルバドルでスタートしたということで、兜町・茅場町エリアの印象を大島先生に聞いてみました!
大島先生:「証券関係の会社が集まる、兜町にはあまり馴染みがなかったんです。でも、こんなおしゃれなカフェで、朝活や夕活などいろいろなイベントが開催されていますよね。この場所が情報発信源になって、若い人たちが集まる街になってほしいです。そして、できれば私のレッスンにも参加してくれるとうれしい…(笑)。兜町にあったらいいな、と思うものは、アートギャラリーです。文化的にも盛り上がるともっと面白い街になると思います」。
撮影:兜LIVE!編集部
大島さくら子先生のネイティブそのものの発音とイントネーションの素晴らしさに驚きました。また、ジョークを交えながら、リズム楽しく英語をレクチャーしていただいたので、とても楽しい時間になりました。イベント終了後は、『「ベルサイユのばら」の英語』のサイン会も実施されましたよ〜!
Profile
大島さくら子さん
株式会社オフィス・ビー・アイの代表取締役。ディレクターとして、英語教育事業全般を行う。企業や団体への英語研修を中心に、語学コンサルティング、翻訳、通訳事業なども。早稲田大学エクステンションセンター英語講師、Wall Street Journal Japanコラムニストとしても活躍。カフェ サルバドルで「夕活! 実践ビジネス英語カフェ(中・上級)」(10/5、11/9)を開催中。
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