2018.01.04
こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
先日(2017年12月29日、2018年1月4日)、東京証券取引所にて、1年間の取引の初日と最終日に行われる大納会、大発会が開催されました。
撮影:兜LIVE!編集部
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大納会当日には、その年に活躍した方をゲストに招いた「手締め」が行われるのが恒例で、今回は、2009年に史上最年少名人となり、本年10月に囲碁・将棋界を通じて史上初の2度の7大タイトル獲得を達成した井山裕太七冠をゲストにお迎えしました。大発会では、来賓として麻生太郎財務・金融担当大臣が出席し、また、ご祝儀として晴れ着姿の女性が参加しており、式典に華やかさが添えられていました。
撮影:兜LIVE!編集部
毎年、大納会では株価が下がる傾向にあるそうです。日本の株式市場は、大納会(12月29日)~大発会(1月4日)の間は取引が行われないのですが、海外市場の場合は元旦だけが休みの場合がほとんどです。そのため、リスクをとりたくない投資家の方や、節税対策として利益を減らそうとする投資家の方は売りに出すことが多いそうです。
一方で、大発会では株価が上がりやすい傾向にあるとのこと。投資家の方が縁起担ぎで買うことや、年末に売った株式を年明けに買い戻すことが考えられるそうです。
今回の大納会での終値は、2万2764円94銭と、年末の終値としては平成3年末以来26年ぶりの高値水準となり、年間ベースでは6年連続の上昇でした。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長です。大発会の取引時間中では、2ヶ月ぶりに2万3000円を超え、同じく26年ぶりの高値水準となりました。年間ベースでは2年連続の上昇となりました。
撮影:兜LIVE!編集部
会場である東証アローズでは、大納会当日、平和不動産さんの70周年記念と、明治150年の記念式典が行われており、証券の町・兜町の歴史を感じることができました。
2018年は明治元年(1868年)から計算して、ちょうど150年になるんですね..。
撮影:兜LIVE!編集部
また、大発会にて、麻生大臣が「成長軌道を確かなものとし、持続的な経済成長を実現するために生産性革命と人づくり革命を車の両輪にして、少子高齢化を克服するための取り組みを進める」「つみたてNISAによる小額からの長期的な積み立て分散投資を後押しする」とおっしゃっており、個人による長期的な投資が、日本の企業や経済の成長を促すこととして期待されていると感じました。
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