【兜町夜市2023・前編】暮らしを彩るオンリーワンのショップが大集合！兜町夜市ナイトマーケットに行ってきました

こんにちは。兜LIVE編集部です。
今回は、2023年10月27日（金）から29日（日）まで開催された街歩きイベント「兜町夜市（かぶとちょうよいち）」のレポートをお届けします。

日本橋兜町を舞台に、期間限定のナイトマーケットと、近隣飲食店を巡る飲み歩き＆ミュージックフェスが繰り広げられた3日間。多彩なクリエイターたちとのコラボレーションにより、兜町の魅力が一層際立つ、魅力的なイベントとなりました。

本稿では「兜町夜市ナイトマーケット」の様子をご紹介します！

◆兜町夜市2023の内容は？

「兜町夜市」は、昨年（2022年）から始まった日本橋兜町の街歩きイベントで、今回は第2回目の開催。お買い物、飲み歩き、音楽ライブの3つのコンテンツが用意され、お祭り感覚で兜町の夜を楽しめる内容でした。

兜町夜市 イベント概要

【開催期間】2023年10月27日（金）から29日（日）まで
【コンテンツ概要】
1．兜町夜市ナイトマーケット（28・29日 15：00〜20：00）･･･雑貨やアパレル、食の物販などのお店が「KABUTO ONE」に集結する特別なマーケット
2．兜町夜市飲み歩き（27・28・29日）･･･期間限定の「飲み歩きチケット」を利用して、兜町近隣の魅力的な飲食店の“はしご酒”を楽しめる、大人の夜遊びイベント
3．兜町夜市ミュージックフェス（28・29日）･･･飲食店舗内で開催されるジャズやDJなどの音楽コンテンツに、無料で参加できるミュージックフェス

◆兜町夜市ナイトマーケット会場に潜入！

兜町夜市ナイトマーケットの会場は、日本橋兜町の新たなランドマーク「KABUTO ONE」の1階アトリウムでした。KABUTO ONEのシンボルである巨大なキューブ型ディスプレイ「The HEART」にも兜町夜市のロゴマークが表示され、会場のお祭り気分を高めてくれています。

◆ナイトマーケットにはどんなお店が？

今回のナイトマーケットには、総勢15店舗の個性的なショップが参加しています。

【ナイトマーケット参加店舗一覧】
RYE TENDER（アパレル）
norm tea house（日本のお茶）
Book Lounge Kable（本）
568Market （八百屋）
ONC MERINO（アパレル）
MOTH（グリーン）
SENN（コスメ、香り）
DAYLILY（コスメ、漢方）
fête（お花）
VISION GLASS JP（グラス）
NULL（クラフト）
Green thanks supply（グリーン）
CraftShips（クラフト）
Chiaki Matsumoto（アート）
Ochin（雑貨）

その多くが、こだわりの品物を目が行き届く範囲で販売するオンリーワンのショップです。含蓄があるプロダクトやブランドと出会えるイベントは、自身の個性を大切にして暮らす人にとって、とてもうれしいものですよね。

◆ショップ紹介① 568Market

エントランスで色鮮やかなお野菜を並べていたのは、秋田の野菜を販売するゴロクヤ市場さん。主に業務用の卸販売がメインとのことですが、飲食店の生ごみを回収し、堆肥にして、契約農家に使用してもらうという、循環型の取り組みも行っているそうです。

上写真のニンニクは、取材時に居合わせたお客さんが大絶賛。昨年の兜町夜市で購入した際には、ペペロンチーノが最高に仕上がったのだとか！

◆ショップ紹介② norm tea house

こちらのブースは、台東区・蔵前エリアの日本茶専門店 norm tea house （ノームティーハウス）さん。オーナーが渾身の想いをこめてセレクトした日本茶を販売しています。

この日販売していた6種類（生烏龍茶2種、茎ほうじ茶、釜炒り茶、紅茶2種）の茶葉を試飲させてくれました。すべて水出しで渋味がなく、茶葉や製茶方法による味わいの違いがしっかりと感じられ、感動！ ゆっくりと時間をかけて飲みたいお茶ばかりでした。

◆ショップ紹介③ DAYLILY

明るいオレンジ色のこちらのブースは、台湾発 漢方のライフスタイルブランド DAYLILY（デイリリー）さん。台湾出身と北海道出身の2人の女性が立ち上げたブランドで、漢方を食材やコスメで日常的に取り入れられる商品を販売しています。

この日店頭に立っていた方も台湾出身とのことで、台湾の「食養生」の考え方についてやさしく教えてくれました。試食させていただいた「飲んで食べて綺麗になるお茶 EAT BEAU-TEA」は、とても飲みやすいすっきりとした味で、商品名どおりのおいしさ。プレゼントにも喜ばれそうです。

◆ショップ紹介④ SENN

シックな色合いのこちらのブースは、シンプルスキンケアブランドのSENN（セン）さん。あれもこれもとオーバーケアになりがちなスキンケアに、「減らす」の考え方を取り入れたオリジナル基礎化粧品をプロデュースしています。

SENNさんのスキンケアは、「落とす」と「整える」の2ステップを基本としているため、スキンケア商品のラインナップは極めてシンプル（写真上）。試用させていただいた二層式オールインワン美容液の「WATER OIL BALANCER」（写真下）は、少量を肌にのばすだけで、化粧水、乳液、美容液、クリームの機能を果たすのだとか。天然精油の自然な香りで、洗顔後のリラックスタイムを上質にしてくれそう。

◆ショップ紹介⑤ NULL

オリジナルのクラフト雑貨を販売するNULL（ナル）さんは、「"既に在るもの"に新たな視点を与える」がコンセプトのデザインプロジェクト。

この日は、家屋の廃材や各地方の土壌などの天然素材からつくった塗料で塗装したグラスやプランターなどを販売していました。実店舗もネットショップもないとのことで、入手機会がとても少ない希少ブランドです。

◆多彩なショップは他にもたくさん！

上記の他にも、数々の魅力的なショップと出会えました。

兜町のフラワーショップfête（フェテ）さんの、オリジナルカラーパンパスグラス（ドライフラワー）のもふもふを愛でたり——

日本の職人技術を世界中の人々とつなぐCraftShips（クラフトシップス）さんの、職人の手でつくられた革小物の折り紙ギミックに驚いたり——

女性の体を想起するデザインの海外ビンテージアイテムなどを販売するOchin（オチン）さんで、内なる少女心をくすぐられたり。
どのショップも、スタッフの方にお話を聞けば、取扱商品に関する熱い想いを語ってくれました。ネット情報だけでは感じ取れなかった深い想いやこだわりを知ると、自分の世界が広がったように感じて、とても充実した時間を過ごせました。

——後編（飲み歩き編）へつづく

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