2026.07.08

三重県内20蔵・50種類の日本酒が楽しめるイベント「旨し酒三重 2026 in 東京・兜町」に参加してきました。

みなさん、こんにちは!

兜LIVE!編集部です。


2026年6月21日(土)にFinGATE KAYABAにて、三重の日本酒や食を愛する人たちが集まり、「旨し酒三重 2026 in 東京・兜町」が開催されました。

ワールドカップの熱狂にも負けず、大盛り上がりのイベント当日の様子をお伝えします。

◆「旨し酒三重 2026 in 東京・兜町」まずは乾杯の発声!


皆さん最初の一杯をそれぞれ準備し、清水会長から乾杯のご挨拶です。今回は、美食の聖地・三重ということを覚えてもらい、話題の中で三重と言われたら「美食の聖地だよ、あなた知らないの?」と言ってもらえるほどにしていきたいとの言葉がありました。



こちらの新しいポスターは「これまでは日本酒から三重を知ってもらうということをやってきましたが、現在は三重県内の旅館やホテル、飲食店などみんなで『美食の聖地 三重の旅』を推進しよう」ということで作成しましたとの説明がありました。



3回目ともなれば、皆さん清水社長の熱い想い、そして酒蔵をはじめとした三重県そのものへの思い入れもひとしお。声を合わせた「乾杯!」の音頭とともに「旨し酒三重 2026 in 東京・兜町」が始まりました。


今回参加している20蔵は、下記になります。
「高虎」松島酒造
「颯」後藤酒造場 ※
「上げ馬」細川酒造
「噴井」石川酒造
「鈿女」伊藤酒造 ※
「天一」早川酒造部
「天遊琳」タカハシ酒造
「三重の寒梅」丸彦酒造 ※
「宮の雪」宮﨑本店 ※
「作」清水清三郎商店 ※
「古色蒼然」新良酒造
「式」「鉾杉」河武醸造 ※
「おかげさま」伊勢萬 ※
「伊勢旭」旭酒造
「福和蔵」井村屋 ※
「半蔵」大田酒造 ※
「俳聖芭蕉」橋本酒造場
「天下錦」福持酒造場 ※
「瀧自慢」瀧自慢酒造 ※
「義左衛門」若戎酒造 ※
※は蔵元会場参加


<若戎酒造 >

こちらは「義左衛門」若戎酒造のブースです。今回提供してくださった「純米大吟醸 若戎」はなかなか飲めない一品だということで、多くの方が舌鼓を打っていました。また、おすすめの夏酒「純米吟醸 もっと夏だもん」も爽快。人の熱気を感じる会場では抜群でした。


<大田酒造>

続いて、「半蔵」大田酒造のブース。ラベルの涼やかさから「半蔵 特別純米酒 涼夏金魚ラベル」に惹かれます。こちらもやさしく涼やかで、美味しかったです。また杜氏の成長を感じてほしいというコンセプトの「花芽実 辛み純米酒」もすっきり、そして食事に合わせやすいほどよい香りで、印象に残っています。


<福持酒造場>

大盛況の「天下錦」福持酒造場のブースです。お客様の対話を大切にされ、好みを伺っています。「天下錦 特別純米」は、落ち着きを感じさせてくれるまったりとした味わいが好みです。「天下錦 BASIN♯1 純米大吟醸」の白麹酒母には、参加者の皆さん味わいを感じようと楽しんでいました。


ここで、会場限定13個ということで提供されていた、茅場町食堂のおつまみBOX(800円)をいただきます。



肉がガッツリ、しかもジューシーな四日市トンテキ風バーガー、まったりとした口当たりに風味が豊かな松坂牛肉味噌ポテトサラダ、さっぱり口直しにぴったりのピクルスが入っています。ふわふわバンズのバーガーでお腹を満たして酔い防止に、残りは酒の肴にちびちびと味わいました。

<後藤酒造場>

こちらは「颯」後藤酒造場のブースです。東京ではレアな銘柄ですが、参加者の方々がこちらの名前を挙げて「ここが好き!」と話されていました。

「颯 純米吟醸神の穂」の旨み、そして果実を感じさせる香りが気にいったそうです。また、デザート酒として「颯 純米吟醸 神々の黄昏」も好評な様子でした。



<清水清三郎商店>

このイベントには欠かせない「作」清水清三郎商店のブースです。こちらも絶え間なく人が訪れています。「三重のお酒といえば作」といった参加者の方からの意見も聞かれ、ブースはとても盛り上がっていました。「作 雅乃智 中取り」の優雅で品の良い味わいがとても印象に残り、鼻に抜ける香りの豊かさに思わずうっとりしてしまいます。



さて、ここでまたおつまみを。元気のいい呼び込みでおつまみを販売してくれているのは「つまみ菜」さん。500円の2種セットを注文すると、手際よくお皿に盛り付けて提供してくれます。


塩辛クリームポテトのほどよい塩気、そして塩辛の旨みは日本酒のおつまみとして最高のマリアージュです。やわらかくジューシーな鶏ももアンチョビ焼きにも大満足。茶色のおつまみが、更にお酒の進みを加速してくれます。


<伊藤酒造>

続いて、「鈿女」伊藤酒造のブースです。やさしく飲みやすい「鈿女 天女の舞 純米吟醸」をいただいたあとに、参加者の方が列をなして待っているのは燗酒です。

「とびきり燗にも耐えうるような、ガツンとした山廃」ということで、燗をつけたものをいだきます。ふわりを通り越して、口全体に芳醇に広がる「鈿女 豊穣の舞山廃純米」は待っていてもいただきたい一杯でした。



<伊勢萬>

「おかげさま」伊勢萬のブースです。私が訪れたときには、ちょうど「おかげさまで にごり梅」がおいしいらしいと参加者の方同士で話題になっていました。皆さんあれこれ飲み進めていると、甘いお酒がほしくなるものです。梅のフルーティーな香りがよく、ほどよい甘さで大満足でした。


<瀧自慢酒造>

こちらも会話が弾み、ずっとにぎわいを見せている「瀧自慢」瀧自慢酒造のブースです。リピートの方も多く、ついつい杯が進んでしまうのだとか。特に印象に残ったのは、変わり種としてのキリンレモン割り。「滝自慢 純米 夏のにごり」の夏酒らしく爽快でした。


<丸彦酒造>

「三重の寒梅」丸彦酒造のブースです。爽やかなもの、飲みやすいと感じさせるものが多いなか「ゴジラ 黒き咆哮酒」はかなりインパクトがありました。香りがよく、それでいてガツンときます。見た目にも吸い寄せられ、仲間内で話題にする参加者の方もしばしば。


<河武醸造>

「式」「鉾杉」河武醸造ブースです。こちらでは、特に「KWABU smart」のフルーティーさが気に入り、ついついリピートしてしまいました。すっきりした甘さと飲みやすさで、思わず笑みがこぼれます。


<井村屋>

「福和蔵」井村屋のブースです。本イベントの乾杯の一杯はこちらで「福和蔵うすにごり 純米酒」を選びました。フレッシュで、どこか懐かしさを感じさせる風味と柔らかな口当たりは、まだお酒が回る前の最初の一杯にぴったりでした。


<宮﨑本店>

「宮の雪」宮﨑本店のブースです。私もこちらの蔵元さんを初めて知ったときは「あの金宮の?!」と驚いたものですが、今回も初めての参加者の方からはそんな声が聞かれました。試飲の種類も多く、とても楽しめましたが、「宮の雪 純米吟醸 雄町」はふんわりと華があり、特に魅力を感じました。


こちらは、蔵元さんが直接お越しになっていないブースです。それでも8蔵も試飲があり、種類が豊富なために、どれから飲もうかと皆さん目移りしている様子です。


珍しさも手伝い、参加者の方を惹きつけていたのは「古色蒼然」新良酒造の長期熟成種でしょうか。10年もの、15年もので琥珀色の濃さが違い、コクとまったりとした熟成感を飲み比べることができました。


宴もたけなわ、あちこちで話が弾んでいます。「あれがおいしかった」「あそこのはまだ飲めていない種類がある」など、情報交換をし、各自水分をとりながらリピートしてブースに足を運びます。


この日はワールドカップ開催中だったこともあり、スマホに試合を映して参加者同士で楽しむ様子も見られました。


第3回の開催ともなると、皆さん楽しみ方も慣れたものです。三重のお菓子・おつまみを揃えた日本橋室町にある三重テラスのブースも大人気。やはりあれこれ食べながら飲むと、お酒の味わいも変わります。


また、パンフレットに味わいや好みをしっかりとメモしながら飲んでいる方が多いのが印象的でした。



閉会の挨拶後に、清水会長と記念写真を撮る参加者の方々。皆さん各々の楽しみ方をされていて、本当に良いイベントでした。



◆清水会長から開催によせて

昨年に引き続き、日本酒を愛する誰もが笑顔になれるイベントを主催してくださった三重県酒造組合の清水会長から、「旨し酒三重2026in東京・兜町」についてコメントをいただきました。



「今年で3回目になるイベントですが、新しく用意した緑のポスターにあるように、「美食の聖地・三重の酒」だけじゃなくて、「美食の聖地・三重の旅」というものを掲げています。これを我々が勝手に言ってるだけじゃなくて、三重県の他の観光地を巻き込み、例えば旅館さんとか飲食店さんとかそういったところも、このプロジェクトに参加して、みんなでこの「美食の聖地 三重」を広げていこうということを、今年はやっています。


三重県だけでイベントをやっていてもなかなかこういった発想にはならないかもしれませんが、やはり東京や別の地域でやるからこそ、「美食の聖地・三重」という概念を広げていけるのだと思います。ボルドーやブルゴーニュのように、地域として、その魅力を伝えていきたい。ただ水がきれいでお米がよくて…ということだけでなく、伊勢エビや牡蠣をはじめとした美味しいものがたくさんあって、しかも1500年以上の歴史を誇る伊勢神宮がある。その伊勢神宮にはずっと昔から米とお酒がお供えされている。


そういった歴史的な背景を含めて見てみると、他の県にはない魅力を、自信を持って「美食の聖地」として三重を広め、観光誘致をしていけるのではないかと思います。だからこそ、このイベントを通じ、美食の聖地であることを、当たり前に会話の中で挙げてもらえるような、そんなきっかけのイベントにしたいと思っています」
清水会長のお話からは、三重のこれからをより大切にする想いが感じられました。


◆まとめ

今年の「旨し酒 三重」は、清水会長のお話にもあったように、お酒だけ、蔵元だけというのではなく、三重全体の魅力を知ってもらい、三重への「旅」につなげたいという思いが強く感じられました。


三重の魅力を日本酒と食を通して伝えることで、それらを生み出す地に足を運んでもらい、もっと地域全体を盛り上げたいという、未来につなげる想いの込められたイベントになっていたと思います。
また来年も、さらに三重県全体を盛り上げることに一役買える、そんなイベントとして開催してほしいと感じました。




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