2019.01.16
こんにちは!
兜LIVE!編集部です。
去る1月4日(金)、東京証券取引所にて、年始最初の取引日(通例では1月4日)に行われる恒例の「大発会」に、兜LIVE!編集部も参加してまいりました!
「大発会」とは、東京証券取引所の年始取引開始日に行われる催事のことで、晴れ着の女性が会場を彩り、一般投資家を始め、多くの市場関係者の参加のもとで開催されています。また、年末の大納会での取引納めと対を成す形で、年始最初の立会開始の鐘を鳴らすことも恒例となっています。
本年は、現在の安倍内閣の副総理である、麻生太郎財務大臣・金融担当大臣や、田中良生内閣府副大臣が参加されていました♪
年末の大納会でも、多くの方が来場されていましたが、大発会も大納会に劣らず大勢の方が来場されていました。大納会と比べ、大発会の方がスーツを着ている方が多いかな...という印象を持ちました(^ ^)!
まずは、日本取引所グループ 清田 瞭 取締役兼代表執行役グループCEOから、新年のご挨拶がありました。
清田CEOからは、昨年の株式市場を振り返り、日経平均株価がバブル期以来の2万4千円台をつけたり、米国の株価下落の影響などで2万円を下回ったりするなどの大きな動きがあったことや、今年の日本取引所グループの抱負などをお話されていました。
また、「今年は、5月に新天皇の即位、秋には日本で初めてのラグビーW杯が開催され、来年には東京オリンピック・パラリンピックもあります。今年の干支は亥年で、相場の格言では「亥固まる」と言われています。株価は下値を探るかもしれませんが、そこを底値として踏み固め、大きな飛躍に繋がっていく。そのような1年になることを期待している。」と仰っていました。
次に、麻生大臣からお話がありました。
麻生大臣は、「家計金融資産は昨年9月時点で1859兆円であり、約968兆円が現預金になっております。そういった状況を改善し国民の安定的な資産形成の促進を目指した"つみたてNISA"は、主に20〜40代に活用され、100万口座に達する勢いであり、新しい投資家層の広がりに貢献しています。引き続き、官民協力してつみたてNISAを普及していきたい。
また、今年は日本がG20議長国を担当するので、金融分野では高齢化やデジタル化など世界各国が抱える国際的な課題の解決に向けた議論を主導していきたい。」と仰っていました。
そして、恒例の鐘つきが行われました♪
麻生大臣や田中副大臣だけでなく、晴れ着姿の女性も鐘つきを行なっておりました!
撞いた感触はどんな感じなのだろうか...と気になりました(๑˃̵ᴗ˂̵)
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、大納会・大発会の他に、新たに東証に株式を上場する企業の「新規上場セレモニー」においても、この鐘が撞かれることになっています。
鐘を撞く回数は5回と決まっていますが、何故5回かというと、古来から日本人に親しみのある「五穀豊穣」に由来していて、企業の成長と発展という願いが込められています。ちなみに、上記のセレモニーの際には、上場企業の社長を始め役員が交代で撞くことが多いそうです♪
最後に、大納会同様に、東京証券取引所 岩永守幸取締役専務執行役員のご発声のもと、手締めが行われ、2019年の大発会は終了しました。
当日は、晴れ着姿の女性も多くいらっしゃっていたこともあり、華やかな雰囲気が東証を彩っていて、新年最初の取引日らしいひとときでした。大発会は、年始の恒例行事として認知されているところではありますが、私自身もこの行事に参加し、新年の仕事始めを東証で迎えることができて、とても貴重な時間を過ごさせていただきました(*^^*)
大発会にて、清田CEOも仰っていましたが、今年は新天皇が即位されるなど国民にとって大事な行事があるので、少しでも日本経済が成長し、日本全体が元気になってくれたら嬉しいなと感じました。
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