2024.09.13

KABUTO ONEアトリウムで2回目の開催!「渋沢栄一ゆかりマルシェ」に行ってきました!

こんにちは!兜LIVE!編集部です。

2024年8月30日(金)~9月1日(日)、兜町のランドマーク・KABUTO ONE1階、アトリウムにて「渋沢栄一ゆかりマルシェ」が開催されました。

台風10号が接近する生憎のお天気のなか、今回で2回目を迎えた「渋沢栄一ゆかりマルシェ」をレポートします!


▪️渋沢栄一ゆかりマルシェのチラシはこちら



◆2回目を迎えた「渋沢栄一ゆかりマルシェ」へGO!


2024年3月に第1回が開催され、好評を博した「渋沢栄一ゆかりマルシェ」。約半年の時を経て、2024年8月30日(金)~9月1日(日)、KABUTO ONE1階のアトリウムで、再び開催されました。



「近代日本経済の父」として、新一万円札の新しい顔としても、渋沢栄一翁をご存知の方も多いことでしょう。また。早々に新しいお札をゲットされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。



「渋沢栄一ゆかりマルシェ」は、日本屈指の金融街、日本橋兜町・茅場町で、渋沢栄一翁と深く関わりのある土地の名産品を集めたマルシェです。

出店していたのは、次の通り。


・株式会社旺栄(渋沢逸品館)
・マルツ食品
・TAIKEIDO NEO(大慶堂)
・滝澤酒造
・長野県佐久市
・小西酒造

※滝澤酒造は8月31日、9月1日のみの出店。



どのお店も渋沢栄一翁にゆかりのあるお店ばかり。一般的なスーパーやデパートではなかなかお目にかかれない珍しいものもあり、日本橋兜町・茅場町周辺でお仕事をされている方やお住まいの方が訪れています。



またKABUTOONEは、茅場町駅に直結しており、雨が降っていても傘を差すことなく行けるので、お天気を気にする必要がありません。


こんな点もありがたいマルシェです。


◆お札のパンがキュート、株式会社旺栄「渋沢逸品館」


前回に引き続き出店している株式会社旺栄。東京都北区にあるアンテナショップ「渋沢逸品館」を展開しています。



東京都北区といえば、晩年の渋沢栄一翁の邸宅があった場所。お店には渋沢栄一翁にまつわる品物がたくさんあるそうです。



今回、出店するにあたり持ってきた品物は一部とのことですが、多くの品物がありました。



お店の方のおすすめは「お札パン」。渋沢栄一翁だけでなく、北里柴三郎氏、津田梅子氏のイラストが描かれたお札のパンがありました。3人の出身地で生産されているものを使っており、渋沢栄一翁はさつまいもを具材に使ったのだそう。「札」とさつまいもの「さつ」をかけた、シャレのきいたパンです。



お菓子の詰め合わせや藍染のスカーフ、お酒類なども販売。見ているだけでも楽しい気分になれました。



前回も出店していた小西酒造の「幸民麦酒」もありました。



◆おいしいだけじゃない!こだわりの漬物「マルツ食品」


続いては、渋沢栄一翁の生まれ故郷、埼玉県深谷市の名産品が集まるゾーンへ。前回も出店していた「マルツ食品」は、漬物を中心に製造する埼玉県深谷市の食品卸会社。



イチオシの漬物は、「いぶりがっこ クリームチーズ」と「奈良漬 クリームチーズ」。奈良漬は、1年かけて作り上げる自慢の漬物。水は使わず、5日ごとにつけ替えるという徹底したこだわり。クリームチーズは2種類をミックスし、奈良漬やいぶりがっこに合うような配合にしたのだそう。



濃厚なクリームチーズにいぶりがっこ、奈良漬が合う!パッケージには、渋沢栄一翁も登場。かわいらしいパッケージで、今回の「渋沢栄一ゆかりマルシェ」でも人気商品でした。



ほかにも、「深谷ねぎの1本漬け」や手頃な価格帯の漬物。デザート感覚で食べる「恋する梅の実」など、埼玉県で収穫された野菜や果物を使った漬物は人気を集めていました。


◆漢方と薬膳をおしゃれに!「TAIKEIDO NEO(大慶堂)」


今回が初めての出店という「TAIKEIDO NEO(大慶堂)」。もともとは埼玉県深谷市で薬局としてスタートし、現在は漢方をベースにした食品やカフェなども展開しています。


健康相談を受け、漢方を処方していましたが、お客様の要望を受け、ハーブティーや薬膳スープなども販売するようになったのだそうです。



ブースには、「温活」に関するハーブティーや濃縮された薬膳スープ。体にいいと話題の「三日荏胡麻油」や調味料としても利用可能なオイルなどが並んでいます。



「温活薬膳スープ」は、ミネラルが不足している現代人の食生活を考慮し、牡蠣の出汁を使用。大さじ1杯にお湯100ccを注ぐだけで出来上がる一品。深谷産のネギを使用しており、ネギの風味が感じられます。



パッケージもおしゃれでスタイリッシュ。手土産やプレゼントとしても喜ばれそうな品物に、心が躍りました。


◆伝統と革新的な日本酒が魅力「滝澤酒造」


8月31日、9月1日に出店していた「滝澤酒造」。1863年に創業し、「全国新酒鑑評会」で金賞を15回も受賞する埼玉県深谷市を代表する酒蔵です。

日本酒がお好きな方は、清酒「菊泉」といえばピンとくるかもしれませんね。



伝統的な方法で作られる「菊泉」とフランスのシャンパーニュ地方で作られる、シャンパンの製造方法を取り入れたスパークリング日本酒「ひとすじ」がイチオシと代表の滝澤さん。



赤塚不二夫先生の作品「天才バカボン」のキャラクター、バカボンのパパをパッケージのデザインに使用したお酒も。



「大古酒 菊泉」は、15年寝かせた古酒。上品な紹興酒のような味わいで、エッジが効いたお酒好きの方に人気だそうです。

贈答用にもおすすめ。伝統を守りながら、新しい酒造りにも取り組んでいるなど、貴重なお話をうかがいました。


◆栄一翁の第二の心のふるさと、「長野県佐久市」


渋沢栄一翁が「第二の心のふるさと」と語っていたのが、現在の長野県佐久市。

若き日の渋沢栄一翁が、家業の藍玉の製造・販売に必要な材料の買付けで、訪れていたゆかりの地です。



佐久市の名物といえば、鯉。鯉は長野県佐久市では、お祝いの席などで食べられる郷土料理だそう。



信州みその起源とも言われる「安養寺みそ」を使ったおせんべいやポップコーンも人気。



みそ味のポップコーンを試食させてもらいました。みそ味のポップコーンは初めて食べましたが、みたらし団子のような甘しょっぱい味わいで止まらなくなる一品。人気があるのも頷ける味です。


他には、長野県の名産のりんごジュースやエコバッグ、巾着なども販売。



エコバッグや巾着は、毎年ゴールデンウィークに開催される「熱気球佐久バルーンフェスティバル」で使用され、使えなくなったバルーンの布地を再利用しています。

エコな取り組みもしている長野県佐久市に行ってみたくなりました。


◆まとめ

2024年8月30日(金)~9月1日(日)KABUTO ONE1階アトリウムで開催された「渋沢栄一ゆかりマルシェ」。


台風10号の影響により、開催が危ぶまれましたが、来場されたお客様は笑顔でお店の方と話ながら、買い物を楽しまれていました。マルシェの魅力は、お店の方の想いやストーリーを聞きながら、買い物できる点だと思います。




「渋沢栄一ゆかりマルシェ」では、普段はあまり見かけない、珍しい品物とたくさん出会いました。日本各地には魅力のあるものが、まだまだたくさんあります。


次回の開催は未定とのことですが、開催決定時は兜LIVE!のサイトでお知らせいたします。次回の開催される際は、ぜひ行ってみてくださいね。


▪️前回のマルシェの様子はこちら


取材場所:KABUTO ONE
住所: 東京都中央区日本橋兜町7−1
アクセス:東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」駅直結
JR線、東京メトロ丸の内線「東京」駅 八重洲北口 徒歩12分
東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線「日本橋」駅 D2出口 徒歩2分
ホームページ:https://kabutoone.tokyo/


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