2022.12.19
こんにちは。兜LIVE!編集部です!
去る2022年12月10日(土)「第2回日本橋かぶかや交流座講演会」が、日本橋兜町のイタリアン料理カヤバッチョにて開催されました。
*TRATTORIA CAYABACCIO ~トラットリア カヤバッチョ~
かぶかや交流座講演会を開催した背景や、公園の内容、当日の様子などをご紹介します。
「日本橋かぶかや交流座」は3年前に旗揚げしましたがコロナ渦の影響で延期となり、今回が第2回公演となりました。
兜町、茅場町を舞台に「気軽で、身近で、美味しくて、楽しい」をキーワードに賑わいを取り戻したいと考えた企画です。
当日は、兜町、茅場町で働いている方、大学のマーケット研究会の方、東海道53次を旅している方、丸の内で青空市場を主宰している方、そして山形からイタリア野菜の生産者 等10代後半から70代まで総勢約30人が集まりイタリアン料理と日本の伝統芸能を楽しみました。
又、お客様でシンガーソングライターの緒方悠詠(おがたゆえい)さんが飛び入りで歌を歌ってくれました。
緒方悠詠さんの歌に合わせてお客様が手拍子をしたり、口ずさんだりするうちに会場の緊張感が少しずつほぐれていきました。
「第2回かぶかや交流座講演会」の内容は以下の通りです。
・落語家:桂歌助師匠 演目「崇徳院」「井戸の茶碗」
・紙切り:林家花師匠
落語家 桂歌助師匠には第1回かぶかや交流座講演会にもご出演いただきました。
桂歌助師匠は新潟県出身でもともとは数学の教員になるつもりで東京理科大学に入学。在学中、故桂歌丸師匠に弟子入りし落語家の道に進まれました。「水戸黄門」にも出演していたとの事です。
約30名の空間で演者とお客様が非常に近く、やや緊張感のある空間でしたが師匠の絶妙な枕話で緊張感が和らぎました。
皆さん落語を聞く場所というとどこを思い浮かべますか?
新宿、浅草、池袋、上野でしょうか?
ただ、実際に生の落語を聞いたことが無いという方が殆どだと思います。
今回は「茅場町」を舞台に生の落語を楽しんでもらいました。
紙切り芸は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
巧みな話芸を交えながら紙をハサミで切り形を作る日本の伝統芸能です。
花さんはもともと生命保険の会社員で1995年に紙切りの林家今丸師匠に入門。2008年に「女性初の紙切り師」として寄席デビューしました。
絶妙な話しを交えながら来年の干支であるうさぎ、トナカイに乗ったサンタ、来場者の横顔などが披露されました。
お客様からのリクエストに沿った紙切りを行う場合もありますが、どんな紙切りにも対応できるのでしょうか?興味のあるところですね。
紙で切った絵は、希望者にプレゼントされ、お客様は大喜びでした。
ランチは、茅場町でイタリアン料理のお店「カヤバッチョ」。
カヤバッチョは長年茅場町で人気のイタリアレストランです。
一般のイタリアンではお目に掛かれない料理にもお目に掛かれるシェフの思いがこもったお店です。
当日は、山形県河北町の佐藤さんが持参したイタリア野菜を使った料理や佐藤さんからイタリア野菜の美味しい食べ方の紹介もありました。
茅場町で開かれた「第2回日本橋かぶかや交流座」に色々な人達が集まり、美味しいイタリア料理を食べながら歌や日本の伝統芸で日常の疲れが吹き飛んでしまうそんな空間でした。一見不釣り合いな「日本の伝統芸能とイタリアンレストラン」が全然不自然ではないのが不思議です。
「日本橋かぶかや交流座」を通して輪が広がり兜町、茅場町の賑わいが益々広がって行く予感がしました。次回の公演を楽しみにしたいと思います。
(取材ライター:先崎ゆきえ)
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